

決して美人とは言えないイギリスのティーンエイジャー、ジョージアが、一目ぼれ相手のイケメン転校生の心をつかむべく、あの手この手を使って大奮闘するキュートなラブコメディ。“「ブリジット・ジョーンズの日記」の妹版”と評されるベストセラー小説の映画化だが、UK発を掲げた作品世界を思いっきり打ち出しつつ、全世界の女子のハートをぎゅっとつかむ内容になっている。
理想の王子様との恋愛を成就させるべく、やりすぎ感あふれる恋の一大作戦を決行するジョージア。そのせいで、かかなくていい恥をかいたり、思わぬスパイラルに巻き込まれたり、さらには友情の危機に直面したり…。観ているこちらが思わず「イタタタ」と呟きたくなるようなジョージアの姿には、ほろ苦さと甘酸っぱさが5対5の割合でぎっしり詰まっている。

とは言え、広い目で見たジョージアは何だかんだ言いながらも実はちゃっかりモテていて、そこは“お姉さん”ブリジット・ジョーンズと共通するところでもあるのだが…。また、ジョージアの意中の相手、ロビーを演じるアーロン・ジョンソンをはじめ、登場する男子全員がどれもこれも正真正銘のイケメン揃いなのもポイント。さすがは、誰もが求めていたがなかなか見られなかった爽やかナイスガイ仕様のジョナサン・リス=マイヤーズを『ベッカムに恋して』で世に送り出したグリンダ・チャーダ監督作だけのことはある。
(text:Hikaru Watanabe)
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