『僕のピアノコンチェルト』スイスの“神童”テオ・ゲオルギュー来日コンサート開催

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『僕のピアノコンチェルト』(左から)司会を務めた女優の竹下景子、テオ・ゲオルギュー、フレディ・ムーラー監督
  • 『僕のピアノコンチェルト』(左から)司会を務めた女優の竹下景子、テオ・ゲオルギュー、フレディ・ムーラー監督
第1回ローマ国際映画祭観客賞、AFI2006観客賞、2007年スイス映画賞最優秀作品賞と数々の賞を受賞した、美しいピアノ曲とスイスの大自然を背景に描き出される感動作『僕のピアノコンチェルト』。多くの才能をもって生まれた主人公・ヴィトスを演じたテオ・ゲオルギューがフレディ・ムーラー監督とともに初来日し、8月30日(木)、クラシックの名門・紀尾井ホールにて公開記念コンサートを行った。

何を隠そう、テオ本人も弱冠15歳で、すでにプロとして世界各国で数々のコンサートをこなしている天才ピアニスト。2004年サンマリノ国際ピアノコンクールで優勝、同年ドイツ・ワイマールで行われたフランツ・リストコンクールでも優勝。現在はロンドンの名門音楽学校、パーセル・スクールに在学中の彼は、まさしくスイスの“神童”だ。そんな彼が本作に出演したのは3年前。当時からなんと20センチ以上も身長が伸び、立派な美青年に成長したその彼の変貌ぶりに、客席からは大きな歓声が上がった。

自己紹介と挨拶を終えると、すぐにテオのピアノソロがスタート。ショパンの「舟歌 嬰ヘ長調」、スカルラッティの「ソナタ ホ短調」、そして難曲と言われるリストの「パガニーニ大練習曲集第3番 ラ・カンパネッラ」を演奏した。観客はまるで魔法使いのように鍵盤を自在に操るテオの指使いと、そのスマートな体からは想像もできないほどのダイナミックな演奏ぶりに圧倒された様子。休憩をはさんで行われた第二部では、東京ニューシティ管弦楽団とともにベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第3番ハ短調」を堂々と演奏し、場内の熱気は最高潮に。テオの一挙手一投足に注目が集まった。また、初の共演となったオーケストラとの息もばっちりで、耳の肥えた日本のクラシックファンからは盛大なスタンディング・オベーションを受けた。

鳴り止まない拍手の中、幕を閉じたテオの日本デビューコンサート。足を運べなかった人も、『僕のピアノコンチェルト』サウンドトラックCD(ソニーミュージックエンタテインメントより発売中/2,520円<税込>)を手にとって、ピアノクラシックの世界に浸ってみては? 『僕のピアノコンチェルト』は晩秋、銀座テアトルシネマほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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