大人の女性を演じたレイチェル・マクアダムス「1940年代のファッションはステキ」

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『あぁ、結婚生活』 -(C) 2007 KIMMEL DISTRIBUTION, LLC All Rights Reserved
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『あぁ、結婚生活』でクリス・クーパー演じるハリーと、ピアース・ブロスナン演じるリチャードの両方のオジサンを手玉に取った若く美しい未亡人・ケイに扮したレイチェル・マクアダムス。これまで、高校生や大学生の役が多かった彼女が、一変して大人の女性を魅力的に演じている。1940年代のファッションやキャリアのイメチェンについて聞いた。

──プラチナ・ブロンドの髪と色白メイク、そしてクラシカルなファッションはいかがでしたか?

プラチナ・ブロンドに髪を染めるのは、とても楽しかったわ。1940年代の写真ってほとんどが白黒だから気づかなかったけど、女性たちはものすごい色の髪をしていて、その色が当たり前だったのね。ケイがあの髪の色やヘアスタイルを選んだのは、とても納得がいったわ。彼女の外見は、態度と正反対だけど、ケイは情熱を秘めている女性だから心の底の気持ちと一致するの。彼女は、人に見られたいと思うと同時に、幽霊のように消えてしまうような外見にしたいと思っているのね。それは、メイクも同じ。この映画で私は、ものすごい色白メイクをしたのよ。日光には当たらない方だから元々白いんだけど、それでもかなりの色白メイクになったわ。そうすることで、彼女自身が消え入りそうな状態にいることを象徴できたの。2年くらい前に夫を亡くし、ひっそりと暮らすケイの人生にリチャードが入り込んできて、彼女に色を取り戻してくれるというのを効果的に表すことができたと思うわ。40年代のファッションは、とってもステキ! いまの時代のプレミア上映会のレッドカーペットにも着ていけるくらい! って思ったわ(笑)。

──ケイのロマンスについてどんな意見を持っていますか?

ケイはすでに誰かを愛し、そしてその最愛の人(夫)を失っているから、今回のロマンスは彼女にとって2度目のもの。私自身、結婚の経験はないけれど、私がこれから経験するロマンスと彼女の経験した最初のロマンスは随分違うと確信しているの。そういう点に興味をそそられたの。彼女はどんな愛を探し求めているのか? それはハリーが与えてくれるものなのか? それともリチャードが与えてくれるものなのか? 私たちは、ケイの求めるものは何かという話題でいろいろ話し合ったわ。彼女がもがいていることにとても興味を持った。ケイはものすごくミステリアスな女性だから、彼女のベールをはがし、何を考えているのかを探るのはとても興味深かった。だからこそケイを演じたいって思ったのよ。ケイの性生活が、彼女の感情面に影響を及ぼすようになるというのも面白いと思ったわ。

──ハリーとのロマンスはどこか孤独感が漂うものですが、演じる側としてどんな印象を持ちましたか?

ハリーとケイの関係は、実は複雑で深いものではなかったと思うの。ハリーは、ケイにとって、全てを簡単にしてくれる存在だった。ハリーはいつもケイの家にやって来て、彼女の家で時間を過ごした。まるで2人でそこに住んでいるかのようにね。2人は外出して誰かに見られるなんてことはしなかった。世界にたった2人しかいないようにふるまい、どんな責任やしがらみもないようにした。そんな自分たちの関係に満足していると思い込むのが楽だと考えたんじゃないかしら。それってとっても孤独な感じだけど、それこそがこの映画が伝えてくる感情だと思うわ。

──ケイを演じるに当たって、40年代の誰かを参考にしましたか?

いいえ。でも、あの時代のテイストを得ようと、あの時代の映画をできるだけたくさん観たわ。そうして、その感じが体に浸透したら、それを自分なりに表現できるようにしたの。

──ピアース・ブロスナンとの共演はいかかでしたか?

ステキだったわ。彼はとってもチャーミングなのよ。リチャード役を完璧にこなしたって思わない? 彼は、40年代でも活躍したと思うわ。だって、ピアースは女性の扱いをとてもよく知っていて、全てを正しくやってのけたんだもの。私の仕事をとてもやりやすくしてくれたわ。

──あなたにとって、ロマンスはどんなものですか?

私が思うに、最近は、以前よりもロマンスについていろいろな考えが生まれるようになったのではないかしら。高校時代の恋人とずっと付き合うというのが最近はないでしょ? 自分にとっていろんなレベルで相応しい誰かを捜すようになった。でも、それは不可能なこと。理想的な愛というのは、いまの時代、おとぎ話になってしまっている気がするわ。

──ティーンや大学生の役は卒業ですか?

もう誰も私が16歳だなんて信じられなくなったでしょ(笑)。25歳にもなって16歳の役をやっていたのよ! 確かに『ミーン・ガールズ』に出演するのはとても楽しかった。でもね、高校生の役や学園コメディといったジャンルに出るのは終わったと思っているの。

《text:Izumi Hasegawa》

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