みるみる痩せていく竹野内豊を井上真央&山田孝之が心配…

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『太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−』製作報告会見
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来年2月公開の映画『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』の製作報告会見が11月9日(火)に行われ、主演の竹野内豊に共演の井上真央、山田孝之、アメリカ人キャストのショーン・マクゴーウァンらが出席した。

65年前の戦争の激戦地のひとつ、サイパン島でたった47人の兵力を率いて激しい戦いを繰り広げて敵方のアメリカ軍から“フォックス”と恐れられ、かつ称賛された大場栄大尉の実話を映画化。この戦いに参戦していたドン・ジョーンズ氏による「タッポーチョ『敵ながら天晴』大場隊の勇戦512日」(祥伝社刊 ※現在絶版)が原作となっており、日本人側のエピソードでは平山秀幸が、アメリカサイドのストーリーでは『サイドウェイズ』のチェリン・グラックが監督を務め、さらに戦闘シーンなどVFX・視覚パートを加えた日本映画では異例の3班体制で撮影が進められた。

主な撮影が行われたのはタイ。本作の大場大尉役で初めての軍人役に挑戦した竹野内さんは「過酷さは想像を絶するものでした。体感温度は40度を超えていて、ペットボトル10本分の水を飲んでも全て汗で出てしまうのでトイレに全然行かない。ただ、僕たちはあくまで撮影であって実戦ではない。当時の方は果たしてどのような思いで時を刻んでいたのか? いや、そんなこと考えるような状況ではなかったんだろう…と。最初は大場大尉のどんな小さな手がかりでも掴んで…と思い、大場大尉を追いかけていましたが、タイに行って撮影が始まってみたら、そんなこと、平和な時代に生まれた我々にできるはずがなかった。教科書からは学べないいろんなことを感じながら、見えない糸をたどって行くような感じでした」と真摯な表情で胸の内を語った。

井上さんはそんな竹野内さん、いや大場大尉に心酔していたようで「閉ざされた空間だからこそ出てくる(兵士たちの)追い込まれた表情は怖くもあり、印象的でもありました。大変な環境の中で生まれる“何か”があるのかなと思う一方で、みるみる痩せていく大尉が心配でした」と明かした。

山田さんも同じ兵士役だったが、竹野内さんの現場で役に入り込み憔悴していく様子はすさまじいものがあったようで「やつれて目がギョロギョロしていて『大丈夫だろうか?』と心配していました」と頷いた。自身もジャングルでのシーンで精神的にかなり追い込まれたらしく「毎日ジャングル行って、逃げて隠れて…。終わってホテルに戻ったら、ポケーッとユルい空気で。またジャングル行って…と繰り返しでわけが分からなくなってきました。どんどん頭がおかしくなるような感じでした」とふり返った。

この日のために16年ぶりの来日を果たしたショーンは、日本語を交えつつ「65年前にアメリカと日本が戦争していたというのは信じられないようなことで、時の流れ早さを感じます。いま、こうして日本とアメリカの人間がチームとして、友人としてあの戦争を描くということは意義のあること。豊と撮影現場で互いを見つめ合ったとき、自分がそこにいられることの幸運を感じました」としみじみと語った。


これまでにない形であの戦争を描いた『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』。2011年2月11日(金・祝)より全国東宝系にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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