モデルはあの宗教団体? P・S・ホフマンが教祖演じる問題作、ヴェネチアに出品

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『The Master (原題)』
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作品賞も含めアカデミー賞8部門ノミネートという快挙を果たし、主演男優賞、撮影賞を受賞した『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』から5年。若くしてその確かな手腕が認められ、ハリウッドから絶大な支持を得たポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作『The Master』(原題)が来年春に日本公開されることが決定! さらに、この公開に先駆けて、8月29日(現地時間)に開幕となる第69回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されることが明らかとなった。

1950年代、アメリカで信者を増やしていった新興宗教団体のカリスマ的教祖と、彼の右腕となり教団にのめり込んでいく一人の男のドラマを描く本作。教祖を『マネーボール』などでの名演が光るオスカー俳優フィリップ・シーモア・ホフマン、その妻を『魔法にかけられて』のエイミー・アダムスが演じるほか、突然の歌手活動から一転、『容疑者、ホアキン・フェニックス』での俳優復帰が話題を呼んだホアキン・フェニックスが教団にのめり込む信者を演じる。

本作が出品される同コンペティンション部門では、日本からも北野武監督の『アウトレイジ ビヨンド』が正式出品される予定で、栄誉ある賞を巡る戦いも注目されるところだが、本作がいま高い注目を集めている理由がもう一つ。フィリップ扮するカリスマ的教祖が実在する宗教団体をモデルにしているかは明かされていないが、アメリカに拠点を置く新宗教「サイエントロジー」の創始者L・ロン・ハバードを彷彿とさせると製作前から物議を醸しているのだ。

本国アメリカでは、アカデミー賞レースの有力候補を占う映画祭の一つとして重視されているヴェネチア映画祭での出品とあってますます注目の的となっている本作。『ブギーナイツ』、『マグノリア』、そして『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』と次々と衝撃作を生み出してきたアンダーソン監督と彼の作品の常連でもあるフィリップの強力タッグとあって、早くもオスカー候補の呼び声高し!? 宗教というデリケートな題材がテーマとなっていることもあり、本映画祭でも物議を醸すことは間違いなさそうだ。

『The Master』は2013年春、全国にて公開。

第69回ヴェネチア国際映画祭は8月29日から9月8日(現地時間)までイタリア・ヴェネチアにて開催。
《text:cinemacafe.net》

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