続いて、『Sex, Drugs and Taxation』というデンマーク映画。邦題を付けるとしたら『セックス、ドラッグ、税金』。そのまんまだけど、何だか妙にそそられませんか?
これも「Based on a true event」もので、60年代後半から80年代序盤にかけてデンマークの経済界に君臨したカリスマ経営者と、彼の弁護士で税金制度を真っ向から否定した人物の、極めて奇妙でエキセントリックな友情を描いた物語。納税を堂々と否定し、果ては右翼政党まで興してしまう弁護士が主役で、これが実話とは、またまた驚く。