大友克洋監督、9年ぶり新作で“着物”と“火事”の表現に手応え

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アニメーション・オムニバス映画『SHORT PEACE』制作発表会見
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  • 「SHORT PEACE」「武器よさらば」 -(C) SHORT PEACE COMMITTEE -(C) KATSUHIRO OTOMO/MASH・ROOM/SHORT PEACE COMMITTEE
  • 「SHORT PEACE」「GAMBO」 -(C) SHORT PEACE COMMITTEE -(C) KATSUHIRO OTOMO/MASH・ROOM/SHORT PEACE COMMITTEE
『AKIRA』の大友克洋を始め、日本のトップ・アニメクリエイターが集結したオムニバス作品『SHORT PEACE』の制作発表会見が3月22日(金)、開催中の「東京国際アニメフェア2013」にて行われた。

「日本」をテーマにした本作。森田晃司によるオープニング・アニメーションを皮切りに、大友監督の『スチームボーイ』以来の新作となる『火要鎮』、森田修平(監督)&岸啓介(原案)による『九十九』、安藤裕章(監督)、石井克人(原案)が貞本義行をキャラクターデザイン原案に迎えて作り上げた『GAMBO』、そして大友監督の伝説的アクション漫画を原作にカトキハジメ(監督)と田中達之(キャラクターデザイン)のコンビで贈る『武器よさらば』からなるオムニバス作品となっている。

『AKIRA』から25年、『スチームボーイ』から9年を経ての大友監督の新作にやはり注目が集まるが、大友監督は「10分くらいなので、やるなら時代劇をやりたいと思ってた。そこでめんどくさいのは着物や火事の表現。着物はみんなやってなかったので、古い絵巻のような日本テイストでやってみたかった。CGに頼らず、手描きの感じを残すように柄を張り込んで作りました」と語る。

公開は7月20日(土)。正式に発表はされていないが、スタジオジブリの最新作『風立ちぬ』(宮崎駿監督)と同時期の公開になるのでは? ともうわさされているが、大友監督は「これはたまたまなのであまり意識はない(笑)。ジブリにはかなわないので、僕らは僕らで頑張るしかない」と飄々とした表情。

久々の新作を喜ぶ一方で、長編の新作を待ち焦がれるファンも多い。これに関しては「企画は出してるんですが、震災以降のこの2年ほど劇場や制作側も資金が厳しく、冒険できない時期があった」とアニメを取り巻く厳しい環境を明かしつつ、「少しずつ動き出していくんじゃないかと僕も期待しています」と頷いた。

大友監督の原作「武器よさらば」をアニメ化するという任を負ったカトキ監督は「僕らの世代でこの仕事をしていて影響を受けてない人はいない作品。僕も当時、読んでショックを受けた」とその責任の重さを口にする。キャラクターデザインを担当した田中さんも「実質、今回に関してはデザインはしてません(笑)。僕も高校の頃に読んで全てが衝撃でした。あまりに偉大な原作なので、ファンを代表する形で『こういう風に描いたら大友監督っぽくなるよ』と伝えるような感じ」と恐縮気味に語る。

その大友監督は完成した作品について「カトキくんに頼んで正解だったと思っています」と太鼓判が押され、カトキ監督、田中さんは安堵の表情を浮かべていた。

『SHORT PEACE』は7月20日(土)より公開。
《text:cinemacafe.net》

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