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【ハリウッドより愛をこめて】ハリソン・フォード主演最新作、『42』に全米が夢中!

最新映画の中でいま最もアツい映画といえば、ハリソン・フォード主演作『42』(原題)でしょう。『42』は野球界の伝説的プレーヤー、ジャッキー・ロビンソンの実話に基づいた…

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ハリウッドで行われた『42』(原題)プレミアに登壇したハリソン・フォード -(C) ロイター/AFLO
ハリウッドで行われた『42』(原題)プレミアに登壇したハリソン・フォード -(C) ロイター/AFLO
  • ハリウッドで行われた『42』(原題)プレミアに登壇したハリソン・フォード -(C) ロイター/AFLO
  • ハリソン・フォード -(C) Getty Images
  • ハリソン・フォード -(C) Getty Images
  • ハリソン・フォード、キャリスタ・フロックハート -(C) Getty Images
  • ハリソン・フォード
  • ハリソン・フォード -(C) Getty Images
  • ハリソン・フォード
最新映画の中でいま最もアツい映画といえば、ハリソン・フォード主演作『42』(原題)でしょう。『42』は野球界の伝説的プレーヤー、ジャッキー・ロビンソンの実話に基づいたストーリーです。ジャッキーはメジャー・リーグで活躍した初めての黒人選手なのです。実は、過去何度か映画化はされていますが『42』は特に観客に響いたようで、先週末、アメリカでは本作が公開されたのですが、ボックス・オフィスで1位を獲得し、興行収入は270万円にものぼったのです!

ハリソン・フォードが演じるのはブランチ・リッキーというブルックリン・ドジャースチームの幹部で、ジャッキーをスターダムへと導いていき、人種差別の垣根を取り払う手助けをする役どころです。ジャッキー・ロビンソンを見事なまでに演じきっているのは、無名のテレビ俳優、チャドウィック・ボーズマン。ハリソン・フォードはプロモーション活動の中で、人種や市民の権利について描いた本作は、近頃の若者たちこそ観るべき映画だと語っていますよ。又、ハリソンはいろいろなインタビューや記者会見で“主演を演じることへの疲れ”やもうベンチに入る準備はできているということも話しています…そういう意味では、彼は『42』でそれを見事実行していますね。

実は、多くの批評家は本作はそこまでヒットしないだろうと考えていました…何といっても、ハリソンが唯一の“ビッグネーム”なわけですから。しかもジャッキー・ロビンソンのストーリーは、以前にも映画化されていたというのもあります。しかし、彼らは間違っていたのです! ハリソンは本作できっと賞レースに絡んでくるだろうと多くのうわさが立っています(劇中、役になりきるため特殊メイクで太り、ウイッグとつけ睫毛をつけて成りきっています!)。彼は『スター・ウォーズ』のハン・ソロやインディー・ジョーンズなどエンタメ界のアイコニックなアクション・ヒーロー役を筆頭に、ハリウッド有数のボックス・オフィスの牽引者であり、出演作の興業は世界中で6億ドルにものぼると言われています。にも関わらず、過去たった一回しかアカデミー賞にノミネートされていないのです!

そして『スター・ウォーズ』に関して言えば、J.J.エイブラムス監督のもと、ディズニーが2015年に送り出す『スター・ウォーズ エピソードVII』でもハリソンの出演についてたくさんのうわさが飛び交っています。残念ながらハリソンはまだ何も明かしてくれていませんが、彼は何度か『スター・ウォーズ』最新作への出演は興味があるとは発言しています。なので私たちはその言葉を信じ続けましょう! その間、『42』が日本で公開していたら、それは絶対に観に行くべきですよ。

(C) ロイター/AFLO
《text:Lisle Wilkerson》

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