青柳翔×田中圭×佐々木希インタビュー “人見知り”美女と愉快なメンズのワイワイ沖縄ロケ

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青柳翔、田中圭、佐々木希『サンゴレンジャー』/Photo:Naoki Kurozu
  • 青柳翔、田中圭、佐々木希『サンゴレンジャー』/Photo:Naoki Kurozu
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  • 田中圭『サンゴレンジャー』/Photo:Naoki Kurozu
  • 佐々木希『サンゴレンジャー』/Photo:Naoki Kurozu
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「石垣牛!」「もずくそうめん!!」「島らっきょう!!!」。青柳翔(劇団EXILE)、田中圭、佐々木希の口から、次々と石垣島での美味しい思い出が語られる。撮影期間はわずか2週間で「決して天候に恵まれた撮影ではなかった」(田中さん)とのことだが、美味しいお酒と食事を介してコミュニケーションを深め、抜群のチームワークで映画『サンゴレンジャー』の撮影は進められた。東京を離れ飛行機を乗り継ぎ、那覇からさらに1時間の美しき島で3人は何を感じ、撮影に臨んだのか?

環境省の自然保護官として石垣島に赴任してきた型破りの男・矢島を中心に、島と島を繋ぐ橋の建設の是非に揺れる島に巻き起こる騒動を描いた本作。スクリーンを通して見ても青い海や砂浜、サンゴ礁の美しさに圧倒されるが、それらを直接目にしたことで、3人は美しい島を守ろうと奔走する登場人物たちの気持ちに自然とシンクロしていったようだ。

先述のように、タイトなスケジュールと悪天候の中での撮影が続いたが、田中さんが「気持ちが落ちそうになる中で、常にワイワイと楽しい雰囲気だった」と言えば、青柳さんは「明るい雰囲気の中で締めるところは締めるという緊張感もしっかりあって、心地よい現場だった」と述懐。佐々木さんも「気持ちが後ろ向きになることが全くなかった」と現場のムードの良さをふり返る。

3人の中で青柳さんと佐々木さんは初共演。互いに言葉を交わす前は勝手なイメージを抱いていたようで…佐々木さんが申し訳なさそうに明かす。
「翔くんはすごくガタイがいいし、パソコンで検索してみたら何故かイカツい感じの画像が出てくるんですよ(笑)。だから、勝手に『多分、オレオレな感じの人なんじゃないか? うまく会話できるかな?』って不安だったんです。でも実際に会って話してみたら、ただの優しいお兄ちゃんでした!」。

「“ただの”…?」と苦笑いを浮かべつつ、青柳さんも「僕も佐々木さんは綺麗なので、お高くとまってるのかと思ってたけど(笑)、話してみると全然違いました! もう僕ら(=男性陣)は撮影が進むにつれて日焼けしてゴキブリみたいに黒くなっていったんですが(苦笑)、その中に佐々木さんがいるだけで現場が明るく華やぎましたね」とふり返る。

そんな中、すでに何度も共演しているにもかかわらず、本作の撮影でようやく佐々木さんと打ち解けたというのが田中さんだ。数年前の佐々木さんとの初対面の際の胸が痛くなるようなエピソードを告白してくれた。

「最初の共演のとき、僕が佐々木さんに『ノンタン(※ファンの間での佐々木さんの愛称)、おはよう!』って話しかけたんです、あえて。そしたら、共演者にいきなりそんな呼ばれ方したのは初めてだったらしくて、すごく困惑した『え?』って感じになって…。みんながいる前だったから、そこで『そんな風に急に呼ばれるの初めてですよ』とか言ってくれたらいいのに、隣りにいたメイクさんにだけ耳打ちするような感じで『初めての人にそんな風に呼ばれたこといままでない』とか話してて…。それからほとんど話すことがなかったんです(苦笑)」。

この告白を隣で聞いていた青柳さんは「汗かいてきました。それはトラウマになりますね…」と我が事のように苦悶の表情を浮かべる。佐々木さんは「ごめんなさい、人見知りなので…(笑)。でも今回、改めて話してみたらとても優しいし、いっぱいツッコんでくれるし、芸人さんみたいで面白かったです」と南の島での数年越しの“和解”に笑顔を見せた。

中前勇児監督にとって、本作が監督デビュー作となったが、現場では初メガホンのプレッシャーなど感じさせない豪胆ぶりを見せていたよう。青柳さんは「最初に台本を渡されたけど、監督からは『このままじゃ普通だから、台本を打ち壊すようなことをどんどんやろう。責任は取るから何でもやってくれ!』と言われた」と明かす。
「そう言われて、台本を飛び越えてそれ以上のものをやらなきゃという思いになりました。実際、僕のアイディアを取り入れたり、圭くんや池田(鉄洋)さんと一緒にノリで作っていった部分も多かった。矢島がズルッと転ぶシーンがあるけど、あれも直前のテストで助監督が衝撃的なくらいキレイに転んだから、監督が『それ入れよう!』ってその場で決めたもの。そういう現場でした」。

田中さんも「本を読んだときは“環境”がテーマで真面目な印象を受けたので、映画として面白いのかな? と思うところがあった」と言うが、現場に入り、そうした懸念は自分たちの演技によって振り払っていった。
「ホントにタイトなスケジュールの中で、監督が『いいね、それやろう』と言えばすぐに取り入れるというなかなかない現場でしたね。監督が引っ張るだけでなく、みんなが一丸となってました。舟の上でのシーンで、何度もテイクを重ねて時間がなくなってきたことがあったんです。翔は撮り直しのたびに舟から別の舟に戻らなくちゃいけないんだけど、『泳ぎます!』って時間短縮のために泳いで舟と舟の間を行き来してたんです。僕と池田さんはほとんど待機状態で別の舟でのんびり日焼けしてたんですが(笑)、翔はホントにカッコよかったです」。

佐々木さんは人生初の教師役に挑戦! だが彼女もまた、現場に赴くことで自然と役に入り込めたと明かす。
「最初はすごく不安でした。でも、現場に入ると子どもたちが寄ってきて、『リサ先生!』って話しかけてくれて。撮影の合間も含めて子どもたちと接する中でスーッと先生と生徒たちという関係性になれた気がします。だから自分でも意外なくらい、役作りが大変だったという記憶がないんです」。

つい先日、73歳でこの世を去った夏八木勲も本作に島の漁師役で出演している。青柳さんと田中さんは、それぞれに夏八木さん演じる与儀と対峙するシーンがある。
「決して多くを語る方ではなかったし、ご一緒させていただいたシーンもそれぞれ舟に乗って海を挟んでというシチュエーションだったんですが、向き合っただけで空気が変わるのを感じました。セリフ回しやテクニックではない“存在感”の重要性を教えていただいたと思います」(青柳さん)。

「ご一緒したシーンでは、当然、自分の役に入り込んだ状態で夏八木さんが演じられた“うみんちゅ”の与儀さんと向き合ったんですが、夏八木さんがこちらを向いた瞬間にテストのときから自然と泣けてきました。現場ではいつもニコニコしながら空気をピリッとさせてくださる素敵な方でした」(田中さん)。

夏八木さんがフィルムに焼き付けた姿や言葉はもちろんだが、夏八木さんと対峙した瞬間の青柳さんと田中さんの表情にもぜひ注目してほしい。夏八木さんの思いを2人がしっかりと受け止めて芝居をしていることを感じてもらえるはずだ。
《photo / text:Naoki Kurozu》

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