【妄想ガールフレンド】『天地明察』宮崎あおい:献身的な古き良き“アゲマン”

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宮崎あおい(村瀬えん役)/『天地明察』 -(C)2012「天地明察」製作委員会
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女性から見た男性、男性から見た女性。同性だとなかなか気づけない魅力を、もし映画の中のあのコと付き合ったら…という“男子的妄想力”を駆使してお届けするこの「妄想ガールフレンド」。スクリーンの中のヒロインたちを、20代の男性目線で分析していきます。あなたが目指すべきは、どんなタイプのヒロイン?

第10回目となる今回は、2010年第7回本屋大賞を受賞した冲方丁の小説を映画化した『天地明察』『おくりびと』の滝田洋二郎が監督を務めたこの作品。江戸時代前期に日本独自の太陰暦を作り上げていく天文暦学者を岡田准一が演じ、ヒロインは宮崎あおいが務めています。

村瀬えん(宮崎さん)は、頼りなく恋愛に不器用な安井算哲(岡田さん)のことを何度もリードします。

一緒になりたい気持ちを、なかなか告白しない算哲に「私が研究をそばで支えます」と自ら言うシーンは、とても好感が持てます。研究が成功するかどうか、分からない。待たせることになると心配していた算哲の気持ちを察し、生活がどうなろうと一緒に居たいという気持ちをさりげなく伝える素敵な一面を持っています。

言いにくいことを汲み取り、苦労するリスクを取ってでも一緒になりたい。そんな献身的な姿勢を見せられると、男性なら意地でもこの女性を幸せにしないといけないと決心するはずです。

また、なかなか積極的に攻めてこない算哲に「そろそろ、この帯を外して欲しい」と、少し恥じらいを持ちながらも夜のお誘いをするシーンも大胆で素敵です。清楚な中の大胆さは、男性を興奮させます。

出会いのシーンでも算哲に待たされ、全国を回って研究をするために告白を1年待たされたあげく上手く行かず、次の約束も3年待たされたが、研究が失敗し、結局えんはずっと待っています。

文句一つ言わず待てるえんは、古き良き時代の女性です。ただ、算哲が研究を投げ出しそうになったときは、血相を変えて怒り出します。いつもは控えめに過ごしていますが、彼が道を逸れないよう彼女なりに考えて、文句を言うところはしっかりと言う。“ダメンズ”にさせない嗅覚も持ち合わせており、何度も算哲は救われています。

えんは献身的でいながら、彼を成功へ導く“アゲマン”です。成功してもしなくても、必ずや幸せを感じられる古き良き時代の女性です。

彼女の立ち振る舞いに注目して、古き良き“アゲマン”を目指してみて。

『天地明察』DVD
発売中
価格:\3,990(税込)
発売元・販売元/角川書店
(C)2012「天地明察」製作委員会
《text:Tokio Shiratake》

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