奥田瑛二、娘・安藤サクラを「第一級の女優に成長した」と絶賛!

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安藤サクラ&奥田瑛二/『今日子と修一の場合』日本外国特派員協会・会見
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  • 奥田瑛二/『今日子と修一の場合』日本外国特派員協会・会見
俳優のみならず監督としても高い評価を得る奥田瑛二が娘の安藤サクラ、彼女の夫の柄本佑を主演に迎えて震災をテーマに描いた『今日子と修一の場合』が9月18日(水)、日本外国特派員協会にて上映され、奥田監督、安藤さんが揃って会見に出席した。

保険の外交員をしていたが家族との幸せのために他人に体を許したことで故郷を追われた今日子と、母を守るために父を殺害した修一。南三陸町出身の2人がそれぞれの事情で故郷を離れ、やがて震災の瞬間を体験し、それが彼らの人生に大きく影響を及ぼしていくさまを描く。当初、柄本さんの出席も予定されていたが、上演予定の芝居の稽古が長引いたため欠席となった。

奥田監督の作品に娘の安藤さんが出演するのは2007年の『風の外側』以来となるが、奥田監督は「(2007年)当時は本格映画デビューを果たしたばかりで、父でありつつもどう成長するか? という目線で見ていました。6年経って、見事に第一線級の女優に成長したし、今回の映画は彼女に全て委ねる気持ちで演出した」と娘の成長に目を細める。

一方の安藤さんは、6年前と関係性は「変わらなかった」と述懐。「やっぱり親子だし、ほかの監督とは違う、監督と出演者の関係であり、それは多分、何度やっても何年空いても変わらないと思う。ただ、以前よりリラックスして一緒にやれるようになったかな?」と語る。

だが、父である監督が独立プロダクションで映画を作り続けることに関しては「娘として、以前より(制作の)お金のことが気になるようになった」と“家計”の心配をして笑いを誘う。奥田監督は「(父娘で世界的映画監督である)コッポラが羨ましい」と苦笑していた。

東日本大震災を描くことについては震災時に東京にいて、その後の様々な事象を眺め「変わらなくてはならない」と考えたという奥田監督。「どう津波、そして福島と向き合ったらいいか考えるようになった。被災地を訪れ驚愕し、自問自答したが答えは一つ、自分にしか撮れない、メジャーでは撮れない映画を撮ること、人の感情の奥底を描くことだった」と語る。

撮影はまず、生々しい爪跡を残し被災地をフィルムに残すべく、きちんとした脚本が完成する前に南三陸町でラストとなるシーンの撮影を敢行。奥田監督によると、撮影前に最初に被災地を訪れたその帰りの車の中で「80%のストーリーを考えた」とのこと。

その後、先述の被災地での撮影を経て、5日間ほど自宅に閉じこもって脚本の第一稿を完成させたという。交錯することのない同郷の2人の姿を描いたことについて、「この故郷に帰ることができない人がどれくらいいるのか? 男と女…全く関係ない2人を表現することで立体的に見せた」と説明し、「“心の津波”を描きたかった」と思いを語る。

安藤さんは「今日子に対し、共感する部分は個人的にはないが、よくいるタイプだと思うし、今日子と修一のバランスがすごく好きです」と明かした。

『今日子と修一の場合』は10月5日(土)より全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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