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谷原章介が「自分のイメージ像をぶち壊す」…警察のタブー描く「血の轍」製作決定

警察内部にある“刑事と公安”の壮絶な対立とそれぞれの正義、その狭間でもがく人間を描いた相場英雄の警察小説「血の轍」。

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谷原章介/ドラマW「血の轍」
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  • 谷原章介/ドラマW「マグマ」舞台挨拶
警察内部にある“刑事vs公安”の壮絶な対立とそれぞれの正義、その狭間でもがく人間を描いた相場英雄の骨太な警察小説「血の轍」。このほど、谷原章介主演、原田泰造、TAO、高嶋政伸ら豪華キャストを迎え、WOWOWの連続ドラマWで映像化されることが決定した。

東京の牛込署管内の公園で、元警視庁の刑事・香川の遺体が発見される。捜査一課の兎沢ら刑事部は捜査を開始。一方、被害者が元刑事だったことから、警察組織の信頼維持が治安の安定に繋がると考える公安部の曽野も、警察に不利な案件が見つかれば事件を迷宮入りにすることも辞さない考えで、部下の志水に秘密裏に真相を探らせていた。

警視庁特殊捜査班・坂上の協力で、死の直前に香川がある文書のデータが入ったメモリーカードを山形県にいる元同僚に送っていたことを知った兎沢は、山形へ向かう。さらに刑事部の動きを調べていた公安も、カード回収に動くが…。

連続ドラマWでは、2013年6月に放送された「震える牛」に続く相場作品の映像化第2弾。刑事部と公安部が対立する警察組織を舞台に、元刑事が殺された事件と過去の未解決事件の謎、それぞれの思惑と組織内での覇権争い、そしてかつてコンビだった兎沢と志水の関係など、さまざまな要素が複雑に絡み合うサスペンスだ。

公安への憎悪を膨らませる兎沢を演じる谷原さん。「みなさんが抱いている自分のイメージ像をぶち壊す役に出会えました」と語り、作品についても「お世辞抜きで面白くて仕方がなかった。警察内部の刑事部と公安部の対立は、いままでの警察ドラマでもありそうでなかったので新鮮にうつりました」と太鼓判を押す。

さらに、「一人の命を重んじる刑事部と国全体を守る公安部、それぞれの正義のあり方は異なり、どちらが正しいとも正しくないとも言い切れません。原田泰造さん演じる公安・志水との対決が今から楽しみです」とコメントを寄せる通り、兎沢と敵対する冷酷無比な志水を原田さんとの演技合戦も見どころの一つとなりそうだ。

坂上役には『ウルヴァリン:SAMURAI』でハリウッドデビューを飾り、日本の映画やドラマには初登場となるTAOさん、曽野を最近ドラマでの“怪演”でプチブレイク中の高嶋さんが演じる。

骨太なストーリーと複雑な人間関係、さらに、尾行や盗聴・盗撮を行う公安の手法や組織内での権力闘争など、警察の知られざる暗部もリアルに描き出す本作。クオリティの高さが常に注目を集めるWOWOWドラマの新作に、今回も期待が高まる。

「血の轍」はWOWOWプライムにて2014年1月19日(日)より毎週日曜22:00~放送。(※第1話は無料放送)
《text:cinemacafe.net》

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