レオ様の憧れ、故リヴァー・フェニックスの遺作…クラウドファンディングで公開

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クラウドファンディングで「リヴァー・フェニックスフェス!」『ダーク・ブラッド』
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「glee/グリー」キャストのコーリー・モンティース、オスカー俳優のフィリップ・シーモア・ホフマンら、素晴らしい才能を持ちながらも志半ばにして不慮の死を遂げてしまった名優は数多い。1993年、23歳の若さでこの世を去ったリヴァー・フェニックスもそのひとりだ。

その“伝説的”スター俳優・リヴァーの幻の遺作と言われていた『ダーク・ブラッド』が、GWより日本劇場公開される。この公開に合わせ、劇場で公開される機会の少ないリヴァーの過去作上映や関連イベントを催す「リヴァー・フェニックスフェス!」の実現に向けた、クラウドファンディングがスタートした。

『ダーク・ブラッド』は、23歳の若さで薬物の過剰摂取のため急逝したリヴァーが、死の直前まで撮影していた未公開作。リヴァーは、砂漠の真ん中で車が立ち往生してしまったハリウッド俳優の夫婦が出会う、ミステリアスで美しい青年を演じていた。

彼は間違いなく、この世を去ってからもその類い稀なる才能で今なお世界中を魅了し続けている俳優のひとりだろう。人気絶頂の最中にあったリヴァーの突然の死は、親友のキアヌ・リーヴス、ジョニー・デップ、イーサン・ホーク、彼に憧れていたというレオナルド・ディカプリオといった俳優仲間から各国のファンまで、世界中の人々に大きな悲しみと衝撃を与えた。日本でも、87年、91年と2度のキャンペーン来日を果たしていただけに、映画ファンの間に凄まじいショックが走ったものだ。

この悲劇により、撮影途中だった本作は、主役不在での完成は不可能とされ、長い間お蔵入りに。だが、2007年末に大病を患い余命わずかと宣告されたジョルジュ・シュルイツァー監督が、キャリア最後の作品として本作の再開を決意。監督自らが大事に保管していたフィルムの権利問題や未撮影シーンの再現など、さまざまな壁を乗り越えて2012年に完成した。お披露目となったベルリン国際映画祭ほか各地の映画祭では喝采を浴び、「若き日のリヴァーがスクリーンに蘇った!」と世界的なニュースになった。

インターネットを利用して不特定多数の人々に資金提供を呼びかけ、資金を調達するクラウド(=群衆)ファンディング(=資金調達)は、近年さまざまジャンルで試みられており、映画界では、キネマ旬報日本映画ベスト・ワンなど各映画賞を席巻中の『ペコロスの母に会いに行く』もFacebookを通じたクラウドファンディングから公開が実現している。

支援金額に応じて、特典付きチケットや非売品プレスシート、リヴァーのもう一つの遺作でサム・シェパード監督『アメリカンレガシー』の鑑賞券などを入手することができ、“支援者”として劇場用パンフレットに名前が掲載されたり、DVDプレゼント、イベントへの招待などのリターンがある。

資金が多く集まれば、いつまでも若々しい、在りし日のリヴァーにたくさん会えるチャンスも増えるはずだろう。

『ダーク・ブラッド』はGW、公開。

■Makuakeプロジェクトページ
https://www.makuake.com/project/riverphoenix
《text:cinemacafe.net》

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