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木村拓哉主演『HERO』新シリーズが今夜9時スタート!!脚本家が語る新たな側面とは?

206:フジテレビで2001年に放送され、全11話すべてが視聴率30%以上(平均34.3%)をたたき出すなど、大ヒットを記録したSMAPの木村拓哉主演の連続ドラマ『HERO』の新シリーズが、いよいよ本日14日(月)21時よりスタートする。

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フジテレビで2001年に放送され、全11話すべてが視聴率30%以上(平均34.3%)をたたき出すなど、大ヒットを記録したSMAPの木村拓哉主演の連続ドラマ『HERO』の新シリーズが、いよいよ本日14日(月)21時よりスタートする。

ドラマは、木村演じる型破りな検事・久利生公平を中心に、個性豊かな城西支部メンバーの姿を描いた群像劇。久利生検事の事務官として、新たに城西支部に加わった新ヒロイン・麻木千佳役を演じる北川景子をはじめ、杉本哲太、濱田岳、吉田羊、松重豊が新たに城西支部メンバーに加わり、小日向文世、八嶋智人、田中要次、正名僕蔵、角野卓造といった前シリーズから引き続き出演するメンバーとともに、前シリーズから13年立った“今”の人間模様を描いていく。

このほど、前シリーズで脚本を手掛け、映画「海猿」シリーズ、映画「真夏の方程式」(2013年)ている福田靖が取材に応じ、福田は、「検事が13年も同じところに揃って居続けるというのは現実にあり得ない。必然的に当時のままのわけがないと思った」と語り、「当時は、20代でジーパンをはいているということが、反骨心とかに合致したけれど、今は良い意味も悪い意味でも検事という職業がメジャーなものになりました。そして、どちらかと言えば悪いイメージが強くなったのではないでしょうか。そういう意味でも、検事というテーマを扱って“HERO”と言われても崩壊している部分もあります。そう言う意味では、前と同じ『HERO』なんだけど、前の『HERO』とは違う。13年という歳月が、現実でもドラマの中でも経過したということを考えながら書いています」と、新シリーズへの思いを話した。

また、『HERO』という作品を自身がどのように捉えているのかを尋ねると、「前シリーズでギリギリの時に、タイトルを『HEROES』にした方が良いのではなかと話したこともあります。木村さんが“HERO”ということではなくて皆がいる。最終回で事件に巻き込まれ殺されてしまい、その息子に『お前の父ちゃんがHEROだよって』と伝えるセリフがあったのですが、誰もがHEROたりえるという思いを込めて書いていました」と振り返り、「今回も同じ思いですが、あの頃のように単純じゃなくなりました。前シリーズでは、大塚寧々演じる中村美鈴検事が“今日は気分が悪いから起訴”と言っていましたが、今はそんなこと書けないですよ」と新シリーズの脚本を書くうえでの思いを述べる。「“そうやってえん罪が生まれるんだ”という気持ちの中で、登場人物が行動するというのはもう描けない。前シリーズで有名になったから色々教えてくれる人も増えたし、勉強すると常識にとらわれていって無茶が出来なくなっていくという部分とのせめぎ合いもあります」と、心境を語ってくれた。また、13年前という時間が経過したことで、監督・プロデューサなどを含めて、「物語を描いていくうえで、何を持って正しいとするかを制作側の思いだけでコントロールできるテーマではなくなった。それは良いことですけどね」と語っている。

そして、久利生の変化について聞くと「変わって欲しくないと思っています。僕のドラマの中には主人公が2種類あって、成長する人としない人。最初から完成しているのは、水戸黄門や古畑任三郎のようなキャラクターだと思うのですが、久利生は最初からぶれない人物にしていきたい。だけど、時代が変わると変わらざる得ない部分はやっぱりあります。久利生だってスマートフォンを持つようになっているはずです。頑なにフィーチャーファンを持ち続ける意味もわからないですからね。現在の感じを出しつつも、久利生自身の軸はぶれずに、とことんやっていくという根本的な姿勢は変わりません」と、時代に合わせた変化は見られるものの、人物としての根幹は変わることなく、さまざまな魅力を発揮してくれそうだ。

第1話では、とある居酒屋で久利生公平(木村拓哉)が食事をしていると、店内で争う音が聞こえ、店員が客に突き飛ばされて階上から落下してくる。久利生は、突き飛ばした客を追いかけ、必至の抵抗に遭いながらも取り押さえることに成功。その頃、東京地検城西支部では、新たに着任する検事の話題で持ち切りになっていた。特に、事務官の麻木千佳(北川景子)は、新任検事とコンビを組むことになるとあって注目を集めていた。そんな朝、出庁した千佳が自分の担当する検事室に行くと、見慣れない男が腹筋のトレーニングをしている姿を目撃する。唖然としてドアを閉め、フリースペースに戻った千佳に、川尻健三郎検事部長(松重豊)が新任検事の名前がわかったと伝える。その名は、久利生公平。事務官の遠藤堅司(八嶋智人)、末次隆之(小日向文世)は驚きの反応を見せ、田村雅史(杉本哲太)ら久利生を知らない検事たちは、部屋から出てきた久利生のジーパン姿に茫然。これからコンビを組む千佳は、軽い目眩を感じる。久利生をはじめとする新たな城西支部のメンバーが、どのような活躍を見せてくれるのか注目だ。

■フジテレビ開局55周年記念ドラマ『HERO』
2014年7月14日(月)スタート(初回30分拡大)
通常回 21:00~21:54

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《編集部@テレビドガッチ》

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