ハリウッドも注目! “歌って踊らない”インドの映画が続々公開

映画

『ミリオンダラー・アーム』 -(C)2014 Disney Enterprise, Inc. All Rights Reserved./『マダム・マロリーと魔法のスパイス』 -(C)2014 DreamWorks ll. Distribution Co. All Rights Reserved./『バルフィ!人生に唄えば』 -(C)UTV Software Communications Ltd 2012
  • 『ミリオンダラー・アーム』 -(C)2014 Disney Enterprise, Inc. All Rights Reserved./『マダム・マロリーと魔法のスパイス』 -(C)2014 DreamWorks ll. Distribution Co. All Rights Reserved./『バルフィ!人生に唄えば』 -(C)UTV Software Communications Ltd 2012
  • 『ミリオンダラー・アーム』-(C)2014 Disney Enterprise, Inc. All Rights Reserved.
  • 『マダム・マロリーと魔法のスパイス』ポスタービジュアル  (C)2014 DreamWorks ll. Distribution Co. All Rights Reserved.
  • 『バルフィ!人生に唄えば』 (C)UTV Software Communications Ltd 2012
  • 『バルフィ!人生に唄えば』 (C)UTV Software Communications Ltd 2012
  • 『バルフィ!人生に唄えば』 (C)UTV Software Communications Ltd 2012
  • 『めぐり逢せのお弁当』-(C) AKFPL, ARTE France Cinema, ASAP Films, Dar Motion Pictures, NFDC, Rohfilm―2013
  • 『めぐり逢せのお弁当』-(C) AKFPL, ARTE France Cinema, ASAP Films, Dar Motion Pictures, NFDC, Rohfilm―2013
2013年のロングランヒットも記憶に新しい、笑って泣けるヒューマン・コメディ『きっと、うまくいく』以降、日本でも注目度上昇中のインド映画。この夏も、『バルフィ!人生に唄えば』など、煌びやかに歌って踊るだけではない、これまでのボリウッド映画とはひと味違う良作が、映画ファンたちの心を静かにアツくとらえている。

その流れはハリウッドも同様で、この秋、10月には“インド初のメジャーリーガー”を生んだスポーツ・エージェントの実話を描く『ミリオンダラー・アーム』、11月には老舗フレンチ・レストランと新興インド料理店が巻き起こす攻防戦を軸に、料理を通した心の交流を描く『マダム・マロリーと魔法のスパイス』が相次いで公開される。

時に悩み、傷つき、それでも前向きに生きる等身大の人間同士が織りなす、ちょっぴりスパイスの利いたドラマに心震える、今年の“インド”映画に注目した。

現在公開中の『バルフィ!人生に歌えば』は、聴覚障がいのあるバルフィと、2人の美女によるハートフル・ストーリー。歌や踊りやもちろん、台詞自体も少なく、バルフィは言葉を話す代わりに、身ぶりや手ぶり、そして豊かな表情で感情を表現し、愛を伝えていく。まるでサイレントの喜劇王チャールズ・チャップリンを彷彿とさせる、温かみある作品となっている。

また、6月からロングランとなっているのが、『マダム・イン・ニューヨーク』。親戚の結婚式のためインドからニューヨークへやってきた、料理上手で良妻賢母のシャシが、苦手な英語を克服しようと外国人のための英会話学校へ通ううち、誰のためでもない、自分自身の人生を輝かせていく物語だ。

『めぐり逢わせのお弁当』は、夫と上手くいっていないイラの手づくりお弁当が、600万分の1の確率で妻を亡くしたばかりのサージャンに誤配達されることから始まる、大人のラブストーリー。初お披露目されたカンヌ国際映画祭では批評家週間観客賞を受賞、その後も各国の映画祭を席巻し、ヨーロッパで大ヒット。全米でも2014年に公開された外国映画の中で最も見られた作品となった。

そして、10月4日(土)に公開される『ミリオンダラー・アーム』は、ディズニーが贈る、インド初のメジャーリーガーを生んだ崖っぷちエージェントの実話の映画化。

業界の変化に取り残され、契約選手は離れて行く…まさにキャリアの危機に立たされたスポーツ・エージェントのJB・バーンスタインは、起死回生をかけた最後の賭けに出る。それは、野球未開の地インドで、野球によく似たメジャーな競技=クリケット選手の中から隠れた逸材を発掘し、メジャーリーグでデビューさせるという奇策だった。

JBは、地元テレビ局と組んで「ミリオンダラー・アーム」という番組を企画し、インド全土でコンペティション形式のトライアウトを実施。やがて、2人の18歳の青年が選出され、JBはアメリカへと連れていくが、文化の違いや野球未経験のハンデなどから、問題が次々と発生してしまう。

JBを演じるのは「MAD MEN マッドメン」のジョン・ハム。インドで発掘した選手役には、『ライフ・オブ・パイ/トラと過ごした227日』のスラージ・シャルマと『スラムドッグ$ミリオネア』のマドゥル・ミッタルが扮し、勇気と感動のサクセス・ストーリーを紡いでいく。

さらに、製作スティーヴン・スピルバーグ&オプラ・ウィンフリー、監督は『ショコラ』のラッセ・ハルストレム、主演にヘレン・ミレンと、まさにドリーム・チームが結集したのが、11月1日(土)より公開の『マダム・マロリーと魔法のスパイス』。老舗のフレンチ・レストランと新興インド料理店という2つの“料理”と文化が織りなす、可笑しくも、心温まるヒューマン・エンターテイメントだ。

マダム・マロリーが経営する南仏のミシュラン1つ星フレンチ・レストランの真向いに、ある日、賑やかな音楽とともにスパイスたっぷりの料理を提供するインド・レストランがオープン。100フィート(約30m)の道を隔てた2つの店では、“異文化の衝突”が日常茶飯事。しかし、この“戦い”が、やがて頑ななマダム・マロリーの心を解かし、両レストランに関わる人々の心にも変化をもたらしていく…。

“食”を始めとする独特の文化が常に人々とともにあるインドのエッセンスを、ハリウッドがどのように取り入れているのか、これから公開されるこの2作からも目が離せなくなりそうだ。
《text:cinemacafe.net》

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