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“時代の寵児”グザヴィエ・ドラン、カンヌ審査員特別賞『MOMMY』も来春公開へ

今週10月25日(土)より公開される主演&監督作『トム・アット・ザ・ファーム』に続き、2015年には主演作『エレファント・ソング』の日本公開が発表されたばかり…

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『MOMMY』(原題)-(C)  2014 distributed by pictures dept. all rights reserved
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  • 『MOMMY』(原題)-(C)  2014 distributed by pictures dept. all rights reserved
  • グザヴィエ・ドラン監督(C)Alexandre de Brabant
  • 大胆不敵に笑う、新鋭グザヴィエ・ドラン(監督) in 第67回カンヌ国際映画祭/(C) Getty Images
今週10月25日(土)より公開される主演&監督作『トム・アット・ザ・ファーム』に続き、2015年には主演作『エレファント・ソング』の日本公開が発表されたばかり。まさに“時代の寵児”ともいえるカナダの若き天才、グザヴィエ・ドラン。このほど、監督としての最新作で本年度カンヌ国際映画祭にて「審査員特別賞」を受賞した『MOMMY』(原題)が、2015年4月より全国公開されることが決まった。

本作は、メンタルな問題を抱え、感情をコントロールできない15歳の少年と、夫を亡くし、思春期の息子の暴力に悩むシングルマザーの関係をエモーショナルに描く物語。

監督1作目『マイ・マザー』、2作目『胸騒ぎの恋人』で世界の映画シーンに鮮烈なデビューを飾り、続く『わたしはロランス』、『トム・アット・ザ・ファーム』とデビュー以来全作品がカンヌ、ヴェネチアといった世界三大映画祭へ出品されるなど、映画界の若き救世主とも称されるドランの監督最新作となる。

ドラン監督は、ユーモラスな親子の日常にシリアスなテーマを重ねながら、永遠不変の“母と子”の深い愛情と葛藤を痛々しく暴き、彼が描き出す円熟味をかもし出す人間模様には、「涙のクライマックスが2回来る」とも言われている。

25歳にして、5本目の監督作である本作がカンヌのコンペティションに入り、巨匠ジャン=リュック・ゴダールの作品と共に「審査員賞特別賞」を同時受賞し、カンヌを騒然とさせたドラン。

10月8日より全仏にて公開された本作は、同日初日のデヴィッド・フィンチャー監督最新作『ゴーン・ガール』をも上回る大ヒットスタートを記録したことで、保守的で有名な仏プレスを震撼させ、公開3週目にしてドラン監督としては史上最大の劇場数に拡大しているという。

『MOMMY』(原題)は2015年4月より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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