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ジョニー・デップ、泥酔状態でスピーチ? 放送禁止用語を口走る…ハリウッド・フィルム・アワード発表

アカデミー賞の行方を占う前哨戦の1つ、ハリウッド・フィルム・アワードが14日(現地時間)発表され、デヴィッド・フィンチャー監督の…

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ジョニー・デップ-(C) Getty Images
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アカデミー賞の行方を占う前哨戦の1つ、ハリウッド・フィルム・アワードが14日(現地時間)発表され、デヴィッド・フィンチャー監督の『ゴーン・ガール』、ベネディクト・カンバーバッチ主演の『The Imitation Game』(原題)が主要部門受賞を分け合う結果となった。

ベン・アフレックが失踪した妻の殺害容疑をかけられる夫を演じた『ゴーン・ガール』は作品賞、原作者で脚色も手がけたギリアン・フリンが脚本賞を受賞した。第二次世界大戦中、ドイツ軍の暗号解読に従事した数学者のアラン・チューリングを描く『The Imitation Game』はチューリングを演じたベネディクト・カンバーバッチが男優賞、チューリングの同僚で婚約者でもあったジョーン・クラークを演じたキーラ・ナイトレイが助演女優賞、ノルウェー出身のモルテン・ティルドゥムが監督賞に輝いた。

候補者、プレゼンターともにハリウッドの一流スターがそろうアワードだが、ドキュメンタリー賞のプレゼンターを務めたジョニー・デップは、泥酔しているかのようにおぼつかない足取りで登場。ごく普通のマイクスタンドを前に「こんなヘンテコなマイク、見たことない」と言うと、体をふらつかせ、「何て書いてある?」などとつぶやきながらテレプロンプターを凝視しつつ、なんとか受賞作『Supermensch: The Legend of Shep Gordon』(原題)と同作の題材となった音楽業界のエージェント、シェップ・ゴードンの紹介文を最後まで読んだ。

だが、途中で放送禁止用語を口走り、あわてて口に手をあててクスクス笑うなど、明らかにいつもと違う様子で、会場にはやや気まずい空気が流れた。ちなみに『Supermensch: The Legend of Shep Gordon』の監督は『オースティン・パワーズ』シリーズでおなじみのマイク・マイヤーズ。彼は受賞後のバックステージで、ジョニーの行動について「すごくロックンロールだった」と話していた。


主な授賞結果は以下の通り
作品賞:『ゴーン・ガール』
ブロックバスター賞:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
男優賞:ベネディクト・カンバーバッチ(『The Imitation Game』原題)
女優賞:ジュリアン・ムーア(『Still Alice』原題)
助演男優賞:ロバート・デュヴァル(『ジャッジ 裁かれる判事』)
助演女優賞:キーラ・ナイトレイ(『The Imitation Game』原題)
新人男優賞:エディ・レッドメイン(『The Theory of Everything』原題)
新人女優賞:シャイリーン・ウッドリー(『きっと星のせいじゃない。』)
監督賞:モルテン・ティルドゥム(『The Imitation Game』原題)
新人監督賞:ジャン・マルク・ヴァレ(『Wild』原題)
脚本賞:ジリアン・フリン(『ゴーン・ガール』)
アンサンブル賞:『フォックスキャッチャー』
キャリア功労賞:マイケル・キートン
ハリウッド新人賞:ジャック・オコンネル(『Unbroken』原題)
ドキュメンタリー賞:『Supermensch: The Legend of Shep Gordon』(原題)
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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