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元「EXO」ルハン、記録的大ヒットの中国版『怪しい彼女』でスクリーンデビュー

今年1月に中国で公開され、約70億円の興収をたたき出す前代未聞の大ヒットとなった『20歳よ、もう一度』が、6月より日本公開されることが決定…

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『20歳よ、もう一度』-(C) 2015 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.
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今年1月に中国で公開され、約70億円の興収をたたき出す前代未聞の大ヒットとなった『20歳よ、もう一度』が、6月より日本公開されることが決定。昨年日本でもスマッシュヒットとなった『怪しい彼女』の中国版ともいえる本作に、人気K-POPグループ「EXO」の元メンバー、ルハンが映画初出演を果たしていることが分かった。

70歳の頑固で口うるさいおばあちゃんが、ある写真館で写真を撮って出てくると、なんと20歳の自分に逆戻り。これまでの人生では出来なかった“青春”を取り戻そうと人生をもう一度やり直す…。このストーリーといえば、2014年日本で公開されたシム・ウンギョン主演の韓国映画『怪しい彼女』を思い出すが、実は本作は同じプロットから始まった、いわば姉妹作品。

しかも、単なるリメイクとは違うようで、シム・ウンギョン版『怪しい彼女』のファン・ドンヒョク監督も「『20歳よ、もう一度』はずっとおしゃれで洗礼されていて、なおかつ面白かった」と絶賛! ファンタジックな世界観でありながら、母親への感謝の気持ちというテーマに沿い、感動とユーモアを兼ね揃えた新しいジャンルの中国映画へとなっているようだ。

本作で最も注目されるのは、これまでにない豪華なキャスティング。見た目は“ハタチ”なのに、心は70歳のおばあちゃんという難役を演じたのは、ヴィッキー・チャオ監督作品『So Young』などに出演した人気女優ヤン・ズーシャン。容姿端麗な彼女は歌手としても活躍しており、劇中ではテレサ・テンの「つぐない」を歌い、その美声を披露している。

また、イケメンの音楽プロデューサー役には、『シュガー&スパイス 風味絶佳』『暗いところで待ち合わせ』など日本の作品にも出演、『台北に舞う雪』で日本中の女性の涙を奪ったチェン・ボーリン。70歳の頑固おばあちゃんをアン・リー監督の『ウェディング・バンケット』などで知られる中国映画界の重鎮グァ・アーレイが演じるなど、多彩なキャストが集結。

さらにルハンは、『怪しい彼女』では「B1A4」ジニョンが演じていた主人公の孫役でスクリーンデビュー。グループ脱退後、約8か月ぶりにその姿を見せるルハンだが、本作では歌とギターを披露するシーンが続出。初めての映画出演にもかかわらず、共演者からは「想像を完全に上回る演技力」という声が上がり、レスト・チェン監督も「ルハンの今回の演技は満点だった」と絶賛。また、グァ・アーレイは「本当に彼は礼儀を知っていて、可愛い」と演技だけでなく、人間的にも愛される存在であったようだ。

若手からベテランまで豪華キャストが集結し、新たに贈る笑いと感動のファンタジー・ラブロマンス。どんな作品に仕上がっているのか、期待が高まる。

『20歳よ、もう一度』は6月、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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