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【インタビュー】知英(ジヨン) 新たな環境での戦いを決断! 「かっこいい女優になる」

20歳にして、彼女が日本を中心に女優として活動していくことを決めて数か月が過ぎた。以前から仕事で韓国との往復を繰り返してはいたが、日本語での演技で仕事をする――それは決して簡単なことではない。

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ゲスト声優を務める知英(ジヨン)『名探偵コナン 業火の向日葵』/photo:Naoki Kurozu
ゲスト声優を務める知英(ジヨン)『名探偵コナン 業火の向日葵』/photo:Naoki Kurozu
  • ゲスト声優を務める知英(ジヨン)『名探偵コナン 業火の向日葵』/photo:Naoki Kurozu
  • -(C) 2015 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
20歳にして、彼女が日本を中心に女優として活動していくことを決めて数か月が過ぎた。以前から仕事で韓国との往復を繰り返してはいたが、日本語での演技で仕事をする――それは決して簡単なことではない。それでも知英(ジヨン)は現在の自身が置かれた状況について「本当に幸せだし、すごくラッキーだとも思います」と語った。

ドラマ、映画と次々と新たな作品に参加し、忙しい日々を送るが、そんな彼女がどうしても出たいと熱望し、夢が叶い、出演が決まったのがまもなく公開となる映画『名探偵コナン 業火の向日葵(ごうかのひまわり)』。「KARA」を脱退後、日本を中心に女優として目覚ましい活躍を見せる知英に話を聞いた。

「名探偵コナン」は韓国でも人気が高く、知英さんがこどもの頃から「気づいたらあった」という存在であり「大好きで毎週見ていた」という。

「かっこいいですよね。コナンくんと新一(※こどもの姿にされる前のコナンの元の姿で高校生の名探偵)の声が行ったり来たりするのもかっこいいし、最後には必ず事件を解決してくれるところもすごく好きです!」

だからこそ、出演が正式に決まった時は「メチャクチャ嬉しかったですし、本当に光栄で、感動しました!」。

ゴッホの名画を巡る戦いが描かれる本作で、知英さんが演じるのはコナンと怪盗キッドの決戦の舞台となる、鉄壁の警備を敷かれた難攻不落の美術館の案内キャスト。アフレコに参加してその難しさを改めて実感した。

「本当に、難しかったです! はじめは(普段の女優としての演技と)そんなに違わないだろうと思ってたんです。でも全然、違いました。アニメの絵と声を合わせることが大変で、声優さんたちは本当にすごいなと改めて思いました。 自分の声のシーンを見て? 恥ずかしかったです(笑)。でも感動もしました。『コナン』の世界に私がいる! と。あの世界の住人になれてすごく嬉しかったです」。

取材の際も、当然のように彼女は日本語で受け答えする。それだけでももちろん、すごいことなのだが、彼女は日本語を単なる意思疎通のツールとして使うのでなく、そこで“演

技力”を求められるのだ。今回の声優という仕事は、その最たる例で、彼女の美貌や脚の長さが劇中で観客の目にさらされることもなく、彼女にとって日本語が異国の言葉であることも関係なく、ただ演技力だけが求められる。改めて、日本でも活動するという“決断”が、それほど大変なことであったかがうかがえる。

「女優になりたいという気持ちは『KARA』の頃からずっとありました。いろんな出会いがあって、日本でも現在やらせて頂いていますが、一番大きかったのは元々、日本の作品が大好きだったということ。映画は『鍵泥棒のメソッド』、『フラガール』、『悪の経典』…ドラマでも『オレンジデイズ』、『BOSS』、『のだめカンタービレ』も大好き! ずっと日本の作品を見ていて、日本でも頑張りたいなって思いました。これまでも日本には何度も来てたけど、女優の仕事はまた違うと思ったし、新しい環境に飛び込んでみたかったんです」。

大きな決断を下す時は「自分でやりたいと思って一度決めたら、もうあとは『やらなきゃ!』という気持ちになる。周りに相談はしますが、やっぱり決めるのは自分だし、最初に思ったようになることが多い」という。不安はなかったのだろうか?

「不安は……自分で『やります!』と決めてからやってきましたね(笑)。『ちゃんとできるのかな?』『私、大丈夫かな?』と。言葉の壁もあるけど、そこは周りのスタッフのみなさんが支えて下さいました。 それから、何よりも応援してくれるファンの方がたくさんいて、それがすごく大きな力になりました」。

「かっこいい女優になること」を目標に掲げる。

「ラブストーリーももちろん好きですが、私の中で、アクションを自分でやれる女優さんてすごくかっこいいと思うんです。いつか自分にもできたらと思ってます」。

異国の地で忙しい時間を過ごす中での、気持ちの切り替えやリラックスの方法は?

「おいしいものやいいお店を探したり(笑)。あと、最近では桜がきれいですけど、そういうきれいなものを見てます。仕事が好きだし、忙しいのも楽しいですよ。でもやっぱり人間だから、ストレスも溜まります。でも、なるべく溜まらないようにうまく気をつけてます…難しいですけどね(苦笑)。『よし、もっと頑張ろう!』とか『こういう時もあるでしょ!』と考えて気持ちを切り替えながら頑張ってます(笑)」。
《photo / text:Naoki Kurozu》

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