「テラスハウス」新作が決定! フジテレビ、米映像配信「Netflix」に供給

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大多亮常務取締役、グレッグ・ピーターズ代表取締役社長
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フジテレビは6月17日(水)に行われた会見で、この秋より日本の市場に参入する米の世界最大のインターネット動画配信サービス「Netflix」向けに人気番組「テラスハウス」の新作とドラマ「アンダーウエア」(英題:Atelier)を制作/供給することを発表した。

この日、フジテレビにて記者会見が行われ、フジテレビの大多亮常務取締役とNetflixのグレッグ・ピーターズ代表取締役社長が出席した。Netflixは50か国で展開し、6,200万人もの利用者数を誇る有料の動画配信ネットワーク。低額の月額定額制を導入し米を中心に爆発的に利用者数を増やしてきた。すでに、この秋より日本でのサービスを開始することが発表されているが、日本での開始に合わせてフジテレビとの共同制作による2作品が独占プレミア配信(先行)されることになる。

「テラスハウス」は海辺のシェアハウスで男女が共同生活を送るさまを記録した、台本なしのリアリティショートして2012年から2014年にかけて放送され、10代、20代を中心に高い人気を誇った。今年2月には劇場版『テラスハウス クロージング・ドア』が公開され、観客動員数100万人超、興行収入12億円という、この種の映画としては異例の大ヒットを記録し、ファンからは続編を望む声が上がっていた。新作は「TERRACE HOUSE NEW SEASON COMING」(仮)として、新たなメンバーを募集し、新たなシェアハウスで展開される予定。なお本日より世界中を対象に、新たな入居者の募集も開始された。

大多常務は「Netflix」とのコラボレーションについて「オリジナルコンテンツを作れないか? という申し出をいただいて、フジテレビからも提案させていただいた」と説明。そして「コンテンツに対する愛情が深いこと。ターゲットが10打、20代の若い層であり、フジが得意とするターゲットを重なること」をコラボを受け入れた理由として語った。

ピーターズ社長はフジテレビについて「素晴らしいコンテンツクリエイターであり、多くの視聴者を抱えており、加えてTVの未来へのビジョンを持ち、革新的なことをやろうとするチャレンジ精神を持っている」とパートナーとして選んだ理由を明かした。その上で「テラスハウス」の新作を共同で制作・配信することについて「我々にとって新しいジャンル。非常に熱いファンがいるということが魅力であり、世界に配信する大きなチャンスであり可能性を秘めている」と日本のみならず、世界配信を念頭に置いていることも明かした。

大多常務も同番組がYouTubeで2億回を超える再生回数を誇り、Yahoo!の2013年の検索ワードとしても「あまちゃん」「半沢直樹」に次ぐ3位だった点に触れ「ネットとの親和性が高い」と強調。番組は「Netflix」で先行プレミア配信されたのち、フジテレビの地上波、BS、CSで放送されるほか、同局の有料ネット配信サービスで番組ごとに課金される「フジテレビオンデマンド」でも配信される予定だという。

また、もう一つのオリジナル連続ドラマ「アンダーウェア」は下着業界に就職したヒロインが成長していくさまを描く作品で、こちらも今秋の配信開始が予定されている。

ピーターズ社長は、有料チャンネルが当たり前の欧米と比べ、無料放送が圧倒的な割合を占める日本でのビジネスの勝算について尋ねられ「(無料の)TVと同じ充実したコンテンツを送り届けることが重要。素晴らしいコンテンツを見たい人は、そこにお金を払うという確信を持っている」と自信をのぞかせる。

大多常務によると、製作費は従来の地上波ドラマと同等とのことで、作品の著作権はフジテレビに帰属する。今回のコラボレーションによるネット配信がTV離れを加速させるのでは? という声には「社内にも懸念の声はある」と認めつつ「柔軟性を持ったコンテンツを作っていかなくては廃れる一方。こういうことをやっていかないと(TV離れは)さらに加速すると思います」と語った。
《text:cinemacafe.net》

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