『おくりびと』に影響受けた…イスラエル発『ハッピーエンドの選び方』公開決定

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『ハッピーエンドの選び方』ポスタービジュアル(C) 2014 PIE FILMS/2-TEAM PRODUCTIONS/PALLAS FILM/TWENTY TWENTY VISION.
  • 『ハッピーエンドの選び方』ポスタービジュアル(C) 2014 PIE FILMS/2-TEAM PRODUCTIONS/PALLAS FILM/TWENTY TWENTY VISION.
  • 『ハッピーエンドの選び方』ポスタービジュアル(拡大) (C) 2014 PIE FILMS/2-TEAM PRODUCTIONS/PALLAS FILM/TWENTY TWENTY VISION.
『七人の侍』と『おくりびと』に影響を受けたというイスラエル映画『ハッピーエンドの選び方』(英題:THE FAREWELL PARTY)が11月、日本公開されることが決定。ポスタービジュアルの解禁とともに、メガホンを取ったイスラエル映画界の新進気鋭、シャロン・マイモンとタル・グラニット両監督の来日も決定した。

エルサレムの老人ホームに暮らすヨヘスケルは、ユニークなアイディアでみんなの生活を少しだけ楽にするような発明が趣味。ある日、彼は望まぬ延命治療に苦しむ親友マックスから、「発明で安らかに死なせてほしい」と頼まれる。妻レバ―ナは猛反対するが、お人よしのヨヘスケルは親友を助けたい一心で、自らスイッチを押して苦しまずに最期を迎える装置を発明する。

同じホームの仲間たちの助けも借りて計画を準備し、数々の困難を乗り越え、彼は自らの意思で安らかに旅立つマックスを見送ることに。しかし、秘密だったはずのその発明の評判は瞬く間に広がり、彼らのもとに依頼が殺到! そんな中、愛するレバーナに認知症の兆候があらわれ始め…。

人には、自分らしい最期を選ぶ自由はないのだろうか…? 人生の最期の選び方というシリアスなテーマながら、世界中の映画祭の上映会場がたびたび笑いに包まれるほどにユーモラスな作品として話題を呼んだ『ハッピーエンドの選び方』。ヴェネチア国際映画祭(ヴェネチア・デイズ)「観客賞」受賞、ロッテルダム国際映画祭「観客賞」ノミネートほか、各映画祭で高い評価を得てきたイスラエル発の感動作がついに日本にも上陸。

初公開されたポスタービジュアルでは、趣味の発明に没頭する主人公ヨヘスケルの姿が。“人生の最期を選ぶ”というテーマを軽快に描く本作にぴったりの、すっきりした青空が背景となり、ヨヘスケルの愛する妻・レバーナや娘や孫、仲間たちの写真もちりばめられている。

また、本作の監督シャロン・マイモンとタル・グラニットが10月に来日することが決定。来日についての喜びのコメントも到着している。

<監督コメント>
私たちの作品が日本で公開されると聞いたときは、あまりに嬉しくて本当にジャンプしてしまいました。黒澤明、小津安二郎、大島渚から北野武、是枝裕和、三池崇史まで…日本の文化、特に映画を尊敬しています。『ハッピーエンドの選び方』に影響を与えた日本映画を挙げるならば、『七人の侍』と滝田洋二郎監督の『おくりびと』が挙げられます。シャロンの初監督作『A Matter of Size』(2009年にイスラエルで大ヒット)はイスラエルに相撲を持ち込み、太った人たちがスポーツを通じて如何に自分自身を受け入れていくかを描きました。日本の皆様にも、笑いながら、泣きながら、私たちのこの作品を愛して頂けたら幸いです。


残された時間と向き合って見えてくる、人とのつながり、人生の輝き。ユーモアを忘れず、仲間のために奮闘するヨヘスケルたちの姿は、前向きに生きることの大切さを教えてくれ、愛する妻レバーナの認知症という問題に直面した夫婦の絆の深さが胸を打つ。それぞれが自分らしく、自ら選び取った旅立ちを目にしたときに見えてくるものとは…。自分の最期を自分で選ぶ発明の裏には、どんな物語が繰り広げられていくのか、期待して待っていて。

『ハッピーエンドの選び方』は11月、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。
《text:cinemacafe.net》

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