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オダギリジョー主演ドラマ「おかしの家」、ギャラクシー賞受賞!

俳優・オダギリジョーを主演に、尾野真千子や勝地涼、八千草薫ら豪華実力派役者陣で放送された下町の駄菓子を舞台にしたドラマ「おかしの家」。TBSで昨年10月期から新設された「テッペン!水ドラ!!」枠第1弾として放送され注目を集めた本作が、

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「おかしの家」-(C)TBS
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俳優・オダギリジョーを主演に、尾野真千子や勝地涼、八千草薫ら豪華実力派役者陣で放送された下町の駄菓子を舞台にしたドラマ「おかしの家」。TBSで昨年10月期から新設された「テッペン!水ドラ!!」枠第1弾として放送され注目を集めた本作が、この度「ギャラクシー賞12月度月間賞」を受賞したことが分かった。

東京・下町の片隅に、ひっそりとたたずむ昔ながらの小さな駄菓子屋「さくらや」。太郎(オダギリさん)は、両親を早くに亡くし、祖母・明子(八千草さん)が営む経営状態の苦しい「さくらや」を守ろうと奮闘しているが、なかなか上手くいかない。さくらやの裏口には、太郎の幼馴染で脚本家志望の三枝(勝地さん)や、近所で銭湯を経営する島崎(嶋田久作)たち常連客が入り浸っており、太郎も一緒に駄菓子を食べては、たわいもないお喋りをするという、まるで少年時代のような“グズグズ”な時間を過ごしていた。

そんな中、離婚を機に、息子を連れて地元に帰ってきた幼馴染でシングルマザーの礼子(尾野さん)と再会。それを機に、太郎や仲間たちは「さくらや」を訪れる人々と共に、自身の過去や夢、痛みに向き合い、日常の中に埋もれていた“本当に大切なもの”に気づいていく…。

東京の下町にある駄菓子屋を舞台に、オダギリさん演じる主人公・桜井太郎や、彼を取り巻く仲間たちが自分の過去に抱いた夢や心の痛みに向き合い、「本当に大切なもの」に気づいていく物語が描かれた本作。今回、受賞の対象となったのは、10月21日から12月23日まで放送された全話だという。

本作への選評は「演出、美術、照明など画面作りのすべてにおいて、意識しなければさらりと見逃してしまいそうなさりげなさで提示される細部へのこだわり。脚本や役者陣の演技もふざけるところはふざけ、ど真ん中をつくところは直球で見せるという、とてもとても上質なドラマだった。日常を淡々と切り取るだけではなく、あえてテレビの作法を無視して、経済的には成功しても大切なことを忘れてしまう将来(2020年、オリンピックの年)まで描いた点が秀逸だった。オダギリジョー、尾野真千子、八千草薫らの好演も心に残る。今期一番のドラマだった」とのことだ。

プロデューサーを務めた佐野亜裕美は、本作について「ゴールデン帯のドラマではなかなか難しい、『大きな事件も、劇的な出来事も起こらないけれど、やさしくゆるやかに流れる時間の中に、きちんと、いま自分たちの前に立ちはだかる現実の困難さ、それらとどう向き合っていくかを描く』『いずれ失われていく、大切なものへのレクイエム』ということをテーマに、素晴らしいキャスト・スタッフの皆さんと、丁寧に作ったドラマ」と説明し、「観て下さった方が、石井監督の言葉を借りれば『深夜の30分の闇が少しでも輝いて見えるように』なったなら、こんなに嬉しいことはありません」とコメント。

受賞については「見過ごされてしまいがちな深夜の小さく地味な作品をこのように評価して下さり、本当にありがたく思います。これからも丁寧に、真摯に、ドラマ作りに取り組んで行きたいと思います。この度は本当にありがとうございました」と大きな感謝を述べた。
《シネマカフェ編集部》

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