※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

西島秀俊主演『クリーピー』、香港国際映画祭クロージング作品に!

西島秀俊が黒沢清監督と4度目のタッグを組んだ最新作『クリーピー 偽りの隣人』。このほど本作が、先日の第66回ベルリン国際映画祭に続いて、第40回香港国際映画祭に正式出品

映画 邦画ニュース
注目記事
『クリーピー』 -(C)2016「クリーピー」製作委員会
『クリーピー』 -(C)2016「クリーピー」製作委員会
  • 『クリーピー』 -(C)2016「クリーピー」製作委員会
  • 『クリーピー』ティザーポスター -(C)2016「クリーピー」製作委員会
  • 『クリーピー』 -(C)2016「クリーピー」製作委員会
  • 『クリーピー』 - (C) 2016「クリーピー」製作委員会
  • 『クリーピー』 - (C) 2016「クリーピー」製作委員会
  • 『クリーピー』 - (C) 2016「クリーピー」製作委員会
西島秀俊が黒沢清監督と4度目のタッグを組んだ最新作『クリーピー 偽りの隣人』。このほど本作が、先日の第66回ベルリン国際映画祭に続いて、第40回香港国際映画祭に正式出品されることが決定、日本映画としては初めてクロージング上映を飾ることが明らかとなった。

6年前の一家失踪事件を調べる犯罪心理学者の高倉(西島秀俊)。愛する妻(竹内結子)と引っ越した先の隣人は、人の良さそうな父親と、病弱な母親、中学生の娘だった。だが、ある日、その娘が突然告げる。「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」 未解決の事件と、隣人一家の不可解な関係。2つの繋がりに隠された、恐るべき真実とは――?

“奇妙な隣人”への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく、気味の悪い(=creepy)恐怖を描いた本作。3月21日から4月4日まで開催される第40回香港国際映画祭の「Galas」部門に正式出品され、日本映画初のクロージング作品として上映されることになった。黒沢監督にとって本映画祭は、第37回(2013年)に実施されたアジアの監督たちによる短編オムニバス企画プロジェクト「ビューティフル」への参加以来、3年ぶり。同企画では自身にとって初のアクション映画『ビューティフル・ニュー・ベイエリア・プロジェクト』が上映された。また、2009年には『トウキョウソナタ』で第3回アジア・フィルム・アワードを受賞している。

今回、黒沢監督は、最終日の4月4日に行われるクロージング上映前の舞台挨拶と上映後のQ&Aに出席、クロージングセレモニーへの参加も予定されている。黒沢監督はこれまでに、『トウキョウソナタ』でカンヌ国際映画祭審査員賞、『岸辺の旅』でカンヌ国際映画祭映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞しており、次回作には初の海外作品となるタハール・ラヒム主演『ダゲレオタイプの女』が控えている。

先日行われたベルリン国際映画祭では、本作を鑑賞した海外メディアから「名作『羊たちの沈黙』に匹敵し、クライマックスは予想だに出来ない!」、「平和な日常や普通の家に凶悪性を持たせる見事なカメラワーク」、「『サイコ』の犯人ノーマン・ベイツでさえ、怖がってしまう傑作!」と、多くの絶賛の声が寄せられていた本作。

黒沢監督は今回の参加に際し、「ハイレベルでマニアックなシネフィルが集まり、映画を知った上で作った作品を認めてくれる香港国際映画祭の栄えあるクロージング作品に選ばれたことは、嬉しい限りです。これまでにも何度か行っていますが、人も街も楽しい香港にまた行けるぞ! と胸をときめかせています」と、喜びのコメントを寄せている。

『クリーピー 偽りの隣人』は6月18日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top