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池松壮亮&河瀬直美監督が母子の愛に感涙!ジャ・ジャンクー監督最新作『山河ノスタルジア』

ヴェネチア、カンヌ、ベルリンと世界三大映画祭すべてで受賞をはたした中国の名匠ジャ・ジャンクーの最新作『山河ノスタルジア』。第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にも正式出品された本作に、『無伴奏』『シェル・コレクター』

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『山河ノスタルジア』 (C)Bandai Visual, Bitters End, Office Kitano
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ヴェネチア、カンヌ、ベルリンと世界三大映画祭全てで受賞をはたした中国の名匠ジャ・ジャンクーの最新作『山河ノスタルジア』。第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にも正式出品された本作に、『無伴奏』『シェル・コレクター』が公開中の池松壮亮、『あん』の河瀬直美監督ら、各界の著名人から絶賛の声が続々と到着していることが分かった。

1999年、山西省汾陽(フェンヤン)。小学校教師のタオ(チャオ・タオ)は、炭鉱で働くリャンと実業家ジンシェン、2人から想いを寄せられていた。タオはジンシェンのプロポーズを受け、結婚を承諾。やがて男の子を出産し、息子を“ダオラー”と名づける。

2014年。タオはジンシェンと離婚し、ダオラーとも離れ、一人、汾陽で暮らしていた。ある日、タオの父親の葬儀に出席するため、数年ぶりにダオラーが戻ってくる。母子の関係を取り戻そうとするタオだったが、ダオラーがジンシェンと共にオーストラリアに移住することを知らされる。

そして2025年、オーストラリア。19歳になったダオラーは、長い寄宿舎生活のため、もはや中国語をほとんど話さず、自らのアイデンティティを失っていた。彼は、かすかに記憶する母親の面影を思い出し、母親と同世代の中国語教師ミアに魅かれ始める…。

本作は『青の稲妻』(’02)、『四川のうた』(’08)、『罪の手ざわり』(’13)に続いて4作目となる、ジャ・ジャンクー監督のカンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。描かれるのは、母と子の愛から浮かび上がる過去・現在・未来と、それでも変わらない市井の人々の想い。時代を越えても変わらない、母が子を想う気持ち、旧友との絆、そして生まれ育った故郷の風景などへの愛と哀愁に満ちあふれた、壮大な叙事詩となっている。

そんなジャ・ジャンクー監督の最新作は世界の映画ファンを魅了しており、日本でも芥川賞受賞作家の小野正嗣氏を始め、池松さんや河瀬監督、女優の南果歩、俳優・監督の竹中直人など、第一線で活躍する著名人から続々と絶賛のコメントが到着している。

<著名人コメント> 順不同
■池松壮亮(俳優)
いままで監督の作品はずっと見続けてきていましたが、今回、ラストで初めて涙を流しました。傑作!

■「cero」高城晶平(ミュージシャン)
砂埃、夕闇に燃える火、ディスコ、そしてお馴染みのキャスト。多くの要素がデジャヴとなって押し寄せる。だけど突然見慣れない真新しいものも現れて、いつも通りぼくを驚かせてくれる。ブレない、それでいて常に革新的なジャ・ジャンクーをこれからもずっと観ていたい。

■河瀬直美(監督)
甘美な郷愁 とめどなくあふれる想い
気づけば、温かな涙が頬をつたう
これは、感情をもった「人生」という「映画」だ。

■俵万智(歌人)
125分で、何人ぶんかの人生を生きたような気分になった。単純な意味での幸せな人は、一人も出てこない。そこがリアル。辛さが深さに変わる瞬間を味わうこと、それが人生の醍醐味なのかもしれない。

■小野正嗣(芥川賞作家)
時間にさらされ変わるもの、時間を貫いて変わらないもの。ジャ・ジャンクーのまなざしに触れるとき、私たちもまた感情のいちばん深いところにある懐かしい風景へと連れ戻される。

■竹中直人(俳優・映画監督)
母を演じるチャオ・タオ…彼女の何とも言えない独特なお芝居に釘付けになる。孤独な母の思いが静かに哀しく愛おしく染み入ってくる。ジャ・ジャンクー監督の眼差しに震えた。

■南果歩(女優)
青い季節、若者は彼の地に夢を見る。人生の答え合わせなど考えもせず。彷徨う魂に帰る場所が残されていれば、それを幸福と言うのだろう。 ジャ・ジャンクーのミューズ、チャオ・タオの瞳は、この26年に渡る叙情詩を河の流れの如く、私たちの心の深部に語りかける。

■コウケンテツ(料理研究家)
餃子を包む=幸せを包む、という意味もあるそうです。すべての想いをやさしく包みこんだ餃子。永遠には続かないからこそ、いまこの一瞬を…。痛いほど伝わります。

『山河ノスタルジア』は4月23日(土)よりBunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》

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