パキスタン伝統音楽×ジャズ!? 世界絶賛のドキュメンタリー『ソング・オブ・ラホール』公開へ

映画

パキスタン伝統音楽とジャズのビッグバンドがまさかの融合を果たす、珠玉の音楽ドキュメンタリー『ソング・オブ・ラホール』が、この夏、日本公開されることに決定。ポスタービジュアルが解禁となった。

かつて芸術の都だったパキスタン・イスラム共和国の街ラホール。いまではタリバンにより音楽を禁じられ、世間から忘れ去られた熟練音楽家たちは、自分たちの音楽と聴衆を取り戻すため、畑違いのジャズに挑戦し世界に打って出ることに! 彼らが伝統楽器を用いてカバーし、YouTubeにアップした「デイヴ・ブルーベック・カルテット」の名曲「テイク・ファイヴ」のプロモーション映像は、またたく間に世界を駆け巡り、100万を超えるアクセスを記録。そのうわさを聞きつけた天才トランペット奏者のウィントン・マルサリスの招待で、彼が率いる本場ニューヨークのビッグバンドと共演することになるが…。

故郷ラホールから、ニューヨークへ。文化が委縮し続ける故郷の地で、居場所を失った芸術家と観客を取り戻すため立ち上がった「サッチャル・ジャズ・アンサンブル」が、伝統楽器を用いた超絶演奏で世界中を魅了するまでの紆余曲折を追うドキュメンタリー。監督は、先の「第88回アカデミー賞」において『A Girl in the River: The Price of Forgiveness』(原題)で自身2度目の短編ドキュメンタリー賞を受賞したパキスタン出身のシャルミーン・ウベード=チナーイと、ニューヨーク在住のアンディ・ショーケン。音楽への愛にあふれる彼らの人生と圧巻の演奏を、カメラに収めている。

このたび解禁されたポスタービジュアル上でも、パキスタンの伝統楽器を手にする熟練音楽家たちと本場ニューヨークのジャズバンドが融合し、その音色がいまにも伝わってくるかのような様子が描かれている。さらに、全米屈指のジャズピアニストにして音楽家デューク・エリントンの「スイングしなけりゃ意味ないね」をもじった「スウィングしなけりゃ“あと”がない」のコピーも相まって、伝統音楽を必死で守ろうとする彼らの意気込みが感じられるビジュアルとなっている。

パキスタンに初のアカデミー賞をもたらし、2012年には「TIME」誌が選ぶ「世界でもっとも影響力のある100人」にも選ばれた女性監督がとらえた、再起をかけた音楽家の奇跡の一夜。その幕を開けを楽しみにしていて。

『ソング・オブ・ラホール』は今夏、渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。
《text:cinemacafe.net》

編集部おすすめの記事

今、あなたにオススメ
Recommended by

特集

page top