※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

阿部寛がホラー映画に!? 『海よりもまだ深く』からまさかの恐怖写真が到着

先日、「第69回カンヌ国際映画祭」ある視点部門への出品が決定した是枝裕和監督最新作『海よりもまだ深く』。

映画 邦画ニュース
注目記事
『海よりもまだ深く』(C)2016 フジテレビジョン バンダイビジュアル AOI Pro. ギャガ
『海よりもまだ深く』(C)2016 フジテレビジョン バンダイビジュアル AOI Pro. ギャガ
  • 『海よりもまだ深く』(C)2016 フジテレビジョン バンダイビジュアル AOI Pro. ギャガ
  • 『海よりもまだ深く』(C)2016 フジテレビジョン バンダイビジュアル AOI Pro. ギャガ
  • 『海よりもまだ深く』(C)2016 フジテレビジョン バンダイビジュアル AOI Pro. ギャガ
  • 『海よりもまだ深く』(C)2016 フジテレビジョン バンダイビジュアル AOI Pro. ギャガ
  • 『海よりもまだ深く』(C)2016 フジテレビジョン バンダイビジュアル AOI Pro. ギャガ
  • 『海よりもまだ深く』(C)2016 フジテレビジョン バンダイビジュアル AOI Pro. ギャガ
  • 『海よりもまだ深く』(C)2016 フジテレビジョン バンダイビジュアル AOI Pro. ギャガ
  • 『海よりもまだ深く』(C)2016 フジテレビジョン バンダイビジュアル AOI Pro. ギャガ
先日、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門への出品が決定した是枝裕和監督最新作『海よりもまだ深く』。この度、本作の主演を務める阿部寛が写る、一見ホラーかと見間違えてしまうような恐怖写真が到着した。

笑ってしまうほどのダメ人生を更新中の中年男、良多(阿部寛)。15年前に文学賞を1度とったきりの自称作家で、いまは探偵事務所に勤めているが、周囲にも自分にも「小説のための取材」だと言い訳している。元妻の響子(真木よう子)には愛想を尽かされ、息子・真悟の養育費も満足に払えないくせに、彼女に新恋人ができたことにショックを受けている。そんな良多の頼みの綱は、団地で気楽な独り暮らしを送る母の淑子(樹木希林)だ。ある日、たまたま淑子の家に集まった良多と響子と真悟は、台風のため翌朝まで帰れなくなる。こうして、偶然取り戻した、一夜かぎりの家族の時間が始まるが――。

カンヌ国際映画祭「ある視点」部門への出品は、『空気人形』以来、7年ぶり2度目となる是枝監督。また、カンヌ国際映画祭自体への出品は、『そして父になる』『海街diary』などに続き、本作で6作品目。そんな是枝監督が新たに送りだすのは、“なりたかった大人”になれなかった大人たちの物語。いまや国民的名優となった阿部さんが、主演として叶わぬ夢ばかり追い続ける情けない良多役を演じ、そんな良多に愛想を尽かした元妻に真木よう子、良多の人生を穏やかな眼差しで見つめる母に樹木希林、さらに、小林聡美、リリー・フランキー、池松壮亮、橋爪功ら豪華キャストが顔を揃えた。

今回到着したのは、阿部さん演じる主人公・良多の顔が不気味に発光する姿が映し出された画像。実は本画像、台風の夜、トイレに起きてきた息子の真悟を夜中の公園へ誘おうと、懐中電灯の光で自らの顔を照らして待ち伏せするというコミカルなシーンでの一コマ。一見ホラー映画!? と見間違えしてしまうような恐怖画像のようだ。

大ヒットとなった「下町ロケット」では、ロケットエンジン開発に熱意と情熱を持つ町工場の社長役、『エヴェレスト 神々の山峰』では、人生全てをエヴェレスト登頂に賭ける勇敢な男を演じた阿部さん。しかし、本作では15年前に文学賞を一度獲ったきりの売れない作家で、妻には愛想を尽かされ離婚。息子の養育費も満足に払えないくせに彼女に未練たっぷりという、笑ってしまうほどのダメ人生を更新中の中年男役を演じている。そんな今回のキャンティングにおいて、『歩いても 歩いても』「ゴーイング マイホーム」などで阿部さんとタッグを組んできた是枝監督は「ほかの人にお願いする発想がまったくなかった」 と明かし、「脚本を書き始めたときから、阿部さんの声を思い浮かべて書いています。ダメ男と言える良多をあそこまでダメな感じでやってくださって(笑)、本当に素晴らしかったです」と阿部さんを絶賛。

一方、これほどまでのダメ男を演じたのは初めてだったという阿部さんは、今回の役は“新鮮で楽しい経験”だったと語り、「虚勢を張ったり、強がったりするけど、本当は弱いんです。いつまでも夢を追いかけている良多の甘えを、いままでにない、面白い人間味として出せたのではないかと思います」とコメントを寄せた。

『海よりもまだ深く』は5月21日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top