【アリスのはじまりを紐解く旅】映画へと受け継がれるルイス・キャロルのメッセージ<ギルフォード編>

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ウェイ川/アリスのはじまりを紐解く旅<ギルフォード編>
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ジョニー・デップやミア・ワシコウスカら豪華キャストが6年ぶりに再集結したシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が7月1日(金)にいよいよ公開となる。本作は『アリス・イン・ワンダーランド』の“はじまり”の物語。ティム・バートンが製作総指揮に回り、新しく『ザ・マペッツ』のジェームズ・ボビン監督を迎え、悲しい過去に心を奪われたマッドハッターを救うため、時間をさかのぼるアリスの冒険を描く。

シネマカフェでは映画のベース、「鏡の国のアリス」の物語が生まれた“はじまり”を紐解くため、原作者ルイス・キャロルのゆかりの地イギリス・ロンドンを巡る現地取材を敢行! そこから見えてきたアリスのまだ知られざる秘密と映画へ込められたメッセージ。今回は彼の終焉の地となった<ギルフォード編>をご紹介!


■ギルフォードとルイス・キャロルの関係性とは
1862年7月4日、“黄金の午後”でアリスらリデル一家の3人娘に「不思議の国のアリス」の原型となる物語を即興で語り聞かせたキャロル氏。その作品を「地下の国のアリス」と銘打ち1864年のクリスマスプレゼントとしてアリスにプレゼントされたが、その間にキャロル氏はリデル家の人々と距離を置くことを余儀なくされてしまう。その後キャロルは1865年に「不思議の国のアリス」、1871年にその続編「鏡の国のアリス」を発表した。この「鏡の国のアリス」はギルフォードを訪れているときに書き上げたという。

ギルフォード駅から歩いて20分程のところにあるギルフォード城跡。この周辺にはキャロル氏の姉妹が住んでいたという家があり、毎年クリスマスにはギルフォードを訪れていたというキャロル氏。1897年のクリスマスにも姉妹の家に滞在していたが、66歳の誕生日を間近に控えた1898年1月14日、不幸にもインフルエンザから併発した肺炎で亡くなった。キャロル氏の葬式は生前、牧師として説教をしていたという聖メアリ教会で行われ、彼はマウント墓地に埋葬されている。ザ・マウントストリートの丘をひたすら登っていくと大きな木の隣にひっそりと彼の石碑があった。

■まさに映画のワンシーン?
キャロル氏が滞在していたという家の近くにギルフォードミュージアムがあり、そこにはルイス・キャロルの遺品が展示されている。家にあったキャンドルや遊んでいたという玩具、さらにはキャロル氏が自分の作品を商業的なプロジェクトに提供したというビスケット缶。「鏡の国のアリス」のイラストレーションが描かれてるものだ。さらにアリスの初期のイラストも。ディズニーアニメーションの「不思議の国のアリス」が公開されて以来、アリスと言ったら青色の服を思い浮かべるが、ごく初期のイラストではアリスは黄色いドレスを着用していたのだ。そのほかにもキャロル氏が子ども用に手紙の書き方を記したガイドブックや、切手入れなどがある。

また、ギルフォード城跡の公園には「鏡の国のアリス」の記念碑がある。鏡の中に入っていくアリスの姿が形となっていまも見ることができる。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』でミア演じるアリスがアブソレムに誘われて再びワンダーランドに行く入り口としても“鏡”が使われている。まさにこの記念碑と重なるシーンだ。

さらに、ミュージアムから歩いて15分ほどのところにあるウェイ川にはアリスとその姉が「不思議な国のアリス」の物語を読んでいる像がある。この像は「鏡の国のアリス」記念碑とは違い、実際のモデルとなったアリス・リデルを似せて作られているため、前髪が短くショートカット。姉とは違う方向を見るアリス、その視線の先には…穴へ飛び込もうとしているウサギが! 「こっちだよ」と言わんばかりに彼女を“ワンダーランド”に誘う白ウサギの姿も確認できる。

アリスが迷い込むワンダーランドでの冒険は、彼女自身の成長の旅ともいえる。最新作の『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』でもキャロル氏のメッセージは踏襲され、ティム・バートン、ジェームズ・ボビン監督はじめキャスト陣が“時間”というテーマのもと物語を作り上げた。まさに原作「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」の本質を描いた作品なのだ。

『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。

協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
《text:cinemacafe.net》

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