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【インタビュー】中山優馬×安井謙太郎 “ギャップ”が生みだす新しい一面

これからの季節、観たくなるのは背筋がひんやりするホラー映画。『リング』や『呪怨』を筆頭に“ジャパニーズホラー”が定着しているなか、そこに新しいホラー映画が加わった…

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『ホーンテッド・キャンパス』(C)2016「ホーンテッド・キャンパス」製作委員会
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これからの季節、観たくなるのは背筋がひんやりするホラー映画。『リング』や『呪怨』を筆頭に“ジャパニーズホラー”が定着しているなか、そこに新しいホラー映画が加わった。第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞し、若者の間で人気の「ホーンテッド・キャンパス」の映画化だ。オカルト研究会(通称:オカ研)の仲間たちのところに舞い込む謎の心霊現象を解決するドキドキと主人公とヒロインの恋のドキドキ。ホラーと恋と青春があわさった新感覚ホラーの世界で、中山優馬と安井謙太郎はどんなドキドキを経験したのか──。

ビビりなのに霊がみえてしまう主人公・八神森司を演じるのは中山さん。今年の5月に主演舞台「それいゆ」を踏むなど役者としてのフィールドを広げている彼にとって『ホーンテッド・キャンパス』は記念すべき作品となった。初めての映画にして初主演、そのドキドキとは?

「出演が決まったときは本当に嬉しかったですね。いつか映画に出てみたいと思っていたので、夢がひとつ叶いました。しかも主演で主題歌も…ありがたいことだらけです。もちろんプレッシャーはありましたけど、それ以上に楽しみの方が大きかったです」。

役柄的には怖いのが苦手な設定だが、プライベートでは「小さい頃から霊感があって…」と、まさかの体験談が飛び出す。

「成長するにつれて霊感が消えていったんですが、この撮影終わりに霊感、戻ってきたんです。少し前までは家にシャドーマン(黒い影として存在する霊)がいて、何人かと一緒に住んでいました。僕がぜんぜん彼らのことを怖がらないからなのか、ばんばん出てくるようになって。最終的にはこっちが気を遣っていたくらいです(笑)。最近は見かけなくなりましたけど、なかには犬の霊(影)もいて。実は僕が飼っている犬も真っ黒なんですね。なので、時々ですが愛犬なのかオバケ犬なのか分からないこともあったりしました(笑)」。

恐怖の体験談になりそうな話を何とも楽しそうに話す中山さんとは対照的に「僕はホラーが苦手で…」と告白するのはオカ研の部長・黒沼役の安井さん。

「僕自身はもともと霊感はないですが、優馬から『撮影後に…』というその話を聞いて、もしかすると自分の身にも起こるかも!? と、しばらくドキドキしながら生活していました。いまのところ何にも起きていないのでほっとしています(笑)。ホラーが苦手なので不安もありました。でも、優馬が主演で一緒なので安心して臨めた。優馬を筆頭に共演者のみんなが役柄同様に僕をいじってくれたんですね。みんなの協力を得てあの部長キャラを演じることができました。部長なのでセリフがオカルトの専門用語だらけで、シミュラクラ現象の“シミュラクラ”には苦労しましたけど(苦笑)」。

同じジャニーズ出身。「優馬」「謙ちゃん」と呼び合う姿からも、ホラー映画であっても撮影現場はきっと和やかだったのだろうと想像がつく。そして中山さんは、撮影初日の“部長が川に落ちるシーン”が気に入っていると言う。

「森司とこよみ(島崎遥香)を追いかけてきた部長が川に落ちるシーンが撮影初日でした。ホラー映画なのに敢えてコミカルなシーンが最初だったことで、みんな安心したというか現場がすごくいい雰囲気になって。僕自身は謙ちゃんがどんな人物か知っているけれど、現場に入ってみて、改めて謙ちゃんは部長役にぴったりだなぁと思ったんですよね。ホラーとは結びつかない明るいキャラクターの部長がいたことで、この作品のギアがひとつ上がりましたから」という中山さんの賛辞に「こうやって格好いいことをスラスラ言っちゃうのが凄いんだよなぁ」と今度は安井さんが中山さんを褒め殺し。

「個人的に気に入っているのは、部室で森司が酔っぱらって起きたところに教授が入ってくるシーンのお芝居です。あのシーンはアドリブだったんですが、優馬がすごいのは毎回演技を変えて、しかも毎回面白い。圧倒されました。本来なら僕がコミカル担当のはずなのに、そこも持っていくのか…と(笑)」。
《text:Rie Shintani》

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