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蒼井優単独主演作が「東京国際映画祭」日本代表に! 「心から感謝」

10月25日(火)から行われる「第29回東京国際映画祭」の“コンペティション部門”にて日本映画2作品がこのほど決定

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『アズミ・ハルコは行方不明』 (C)2016「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会
『アズミ・ハルコは行方不明』 (C)2016「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会
  • 『アズミ・ハルコは行方不明』 (C)2016「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会
  • 『アズミ・ハルコは行方不明』 (C)2016「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会
  • 『アズミ・ハルコは行方不明』 (C)2016「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会
  • 安曇春子に扮する蒼井優 (C)2016「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会
10月25日(火)から行われる「第29回東京国際映画祭」の“コンペティション部門”にて日本映画2作品がこのほど決定。1つは蒼井優が8年ぶりの単独主演を務める『アズミ・ハルコは行方不明』、2つ目は杉野希妃監督が監督と主演を努める『雪女』となっている。

今回で29回目を迎える「東京国際映画祭」は、従来の六本木ヒルズに加え、EXシアターでの上映も決定し、国際フォーラムでのアニメイベントや野外上映など、新しいイベントや取り組みを予定している。

このほど決定した“コンペティション部門”は、9つある主要部門の中で映画祭の顔となる部門。今年は世界98の国と地域、応募作品数1,502本の中から選び抜かれたコンペ作品16本の作品が期間中に上映。また、国際的な映画人で構成される審査委員のもと、クロージングセレモニーで各賞が発表となる。

その内、今回2作品の邦画が発表。『アズミ・ハルコは行方不明』は「ここは退屈迎えにきて」で一世を風靡した作家・山内マリコの書き下ろし同名小説を映画化。蒼井さんのほかにも高畑充希、太賀も出演。“アラサー×ハタチ×女子高生”3世代の女の子たちの生き様を描いた最強の青春映画だ。今回の決定に蒼井さんは「一足早く作品をご覧になった関係者の方々が『良かった』と思ってくださったこと、素直に嬉しいです。作る側にいると、作品に対する想いが強すぎ、ときに不安になることもあります。しかし、選考委員の方々の客観的な感想をいただけると『ああ、間違っていなかったんだ』と、劇場公開に向けてぽんと背中を押された気持ちです。心から感謝申し上げます」と喜びのコメントを寄せた。

そしてもう1つ、本映画祭の日本映画・ある視点部門で作品賞の受賞歴のある杉野監督の『雪女』。杉野監督自らの監督作で主演を務める本作は、『マンガ肉と僕』『欲動』に続く第3作。今年生誕100年を迎えた小林正樹監督が小泉八雲の「怪談」を映画化して50余年、その中の一編である「雪女」を新たな解釈のもと映画化した。キャストには主人公の巳之吉役に青木崇高、娘のウメ役に山口まゆのほか、佐野史郎、水野久美、宮崎美子ら演技派俳優陣が脇を固る。杉野監督は「監督としてコンペティション部門に参加させていただくことになり、とても嬉しく光栄に思います。日本で親しまれてきた、小泉八雲の面妖なお伽話『雪女』の新釈を東京で初上映できることは、意義深いことだと捉えています」と喜び、「雪女という得体の知れない存在と何年か向き合い、目に見えない大きな力に導かれてきたような気がします。人と妖女の幻想奇譚を、どうぞご期待ください」とメッセージを寄せた。

選定理由について、プログラミング・ディレクターの矢田部吉彦は「新人時期を過ぎ、次なる飛躍を期する2名の若手監督の作品を選出しました。異なる形で日本の象徴的な姿が描かれ、若手作家ならではの野心が伺える作品です」と説明し、「世界に受け入れられるためには、普遍性とともに“その国らしさ”も求められ、今年の2本は全く違う方向でそれを実現していることが、国際舞台に立たせたいと考えた所以です」と語っている。なお、コンペティション部門のほか選出作品は、後日発表する予定とのことだ。

「第29回東京国際映画祭」は10月25日(火)~11月3日(木・祝)の期間で六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区)ほか都内の各劇場および施設・ホールにて開催。

『アズミ・ハルコは行方不明』は12月、全国にて公開予定。

『雪女』は2017年、全国にて公開予定。
《シネマカフェ編集部》

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