『ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~』の続編が製作されることが決定した。アニメーション製作会社アードマンとスタジオ・カナルはショーンとその仲間たちが登場し、大ヒットを収めた第1弾に続く作品を製作すると発表している。アードマンの創設者であり会長のデヴィッド・スプロクストン氏は「ひつじのショーンの映画版は世界中の観客たちに対して成功を収めました。そのため彼とその仲間たちは、大きなスクリーンの中で他の冒険をすることにワクワクしています」とコメントした。来年初頭に制作がスタートするまでは同作品の詳細が明かされることはないようだが、アードマンの幹部らは、農家の庭であたかも人間のように振る舞うショーンがこれまでで最も壮大でワクワクする、大笑い間違い無しの冒険をすることになると明かしている。第1弾作品が世界中で1億600万ドル(約110億円)という興行収入を叩き出して以降、製作チームの幹部らは続編制作に意欲的だったようだ。スタジオ・カナルの幹部ロン・ハルパーン氏は「スタジオ・カナルのみんながアードマンのファンです。ブリストルで40年間に渡って作品を作っている彼らが『ひつじのショーン』の初めての映画を制作する素晴らしい過程を見ることができたのは、これからも大事にしていきたい経験です」「幸運なことに、アードマンのユニークなユーモア、想像力、職人の熟練した技術がたっぷりつまった続編を作ることになったのです」とコメントしている。第1弾の監督を務めたリチャード・スターザックが再び続編のメガホンを取ることが決まっているが、スターザックとともに監督を務めたマーク・バートンは同作品に参加しないようだ。ショーンの声優としてジャスティン・フレッチャー、動物捕獲人トランパーの声優としてコメディアンのオミッド・ジャリリが第1弾には出演していたが、現在のところ2人が続編にも参加するかはわかっていないという。(C) BANG Media International