中山優馬、約12kg減で“殺人者”役に挑む! 石田衣良の小説がドラマ化「北斗」

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直木賞作家・石田衣良が“デビュー15周年の結論”と自負する渾身作「北斗 ある殺人者の回心」が、WOWOWにて連続ドラマ化されることが決定。主演にWOWOW初登場の中山優馬を迎え、「連続ドラマW 北斗-ある殺人者の回心-」のタイトルで、来年3月に放送されることが分かった。

「僕を、死刑にしてください」――。2016年6月、殺人犯として勾留されている20歳の端爪北斗(中山優馬)は、国選弁護人の高井聡一にそう言い放つ。「僕は、生まれてはいけなかった」。北斗は誰かに抱き締められた記憶がなかった。実の両親から激しい虐待を受け、愛に飢えた少年時代を過ごした北斗は、やがて養護施設に入ることに。そこで里親となる近藤綾子に出会い、初めて“愛”というものを知る。幸せを少しずつ感じることで心の闇から解放され、生まれ変わっていく北斗。しかし、運命のいたずらはまだ彼を解放してはくれなかった。孤独な青年はなぜ殺人犯になったのか。数奇な運命に翻弄され、残酷な日々を過ごしてきた彼に下る「審判」とは。端爪北斗の“命を懸けた”裁判がいま始まる――。

原作は、「4TEEN」で直木賞を受賞した作家・石田氏の2012年に発表した「北斗 ある殺人者の回心」。翌年には「中央公論文芸賞」を受賞している。そのあまりに衝撃的な内容から映像化は難しいとされた本作を、今回WOWOWが連続ドラマ化に挑戦。脚本・監督には『脳男』『グラスホッパー』の瀧本智行が務めた。

主演には、出演作『曇天に笑う』の公開も控える、ジャニーズ事務所期待の若手俳優・中山さん。本作では、心の奥に“闇”を抱え、運命のいたずらにより殺人者となる主人公・北斗という難しい役どころを体当たりで演じる。オーディションにより選出されたという今回の主演。そのときの状況を中山さんは、「セリフの破壊力に圧倒されたことをいまでも鮮明に覚えています」とこう語る。一方監督を始めとするスタッフは、口を揃えて「北斗に出会った」と語るほど、彼の眼光が“端爪北斗”そのものだったと絶賛している。

また、中山さんは「初めて北斗と出会い、改めて台本を読んだとき最初に『背負いきれるか』という心配がありました。一方で、こんなに素晴らしい作品が自分の手の届くところにあると思うと身震いが止まらなくて…。そんな不安にも似た気持ちを抱えていましたが、監督の気合に魅せられ最後まで乗り切ることができたのは僕の誇りです」とコメント。さらに、役作りにおいて減量を計画していたそうで、ほぼ順撮りで行われたドラマ撮影だったため、徐々に体重が落ちていく様をドラマ本編でも垣間見ることができる。そして、それまで長かった髪を本人の意思で断髪。アイドルとして培ってきたこれまでのビジュアルを捨て挑んだまさに“意欲作”となっている。

3年前に原作を手にし、魂を揺さぶられ、どうしても映像化したいという思いから映像化が実現したという瀧本監督。中山さんの演技について監督は、「ラストシーンの撮影で、鬼気迫る中山君演じる北斗の姿を見ながら、僕は震えを止められませんでした」と語り、「『これが撮りたかったんだ』と感じていました。『これを撮るために3年かかった』のだと。どうか、その瞬間を見届けて下さい」と熱く語っていた。

土曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 北斗-ある殺人者の回心-」は2017年3月より毎週土曜22時~WOWOWにて放送予定(全5話)。※第1話無料放送
《cinemacafe.net》

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