【予告編】ダックスフントを巡る超絶ブラック・コメディ『トッド・ソロンズの子犬物語』

映画

アメリカをさまよう1匹の可愛いダックスフントと、その飼い主となる冴えない人々の姿をジュリー・デルピー、ダニー・デヴィート、エレン・バースティンらの名優たちで描く物語『トッド・ソロンズの子犬物語』。子犬はめちゃ可愛いのに、人間たちはダメダメ、タブー満載の予告編とポスタービジュアルが解禁となった。

病弱な子どもとその家族(母親はジュリー・デルピー)に引き取られるダックスフント。無邪気に問題ばかり巻き起こし、たちまち多くの人々の手に渡ることになる。ダックスフントが出会うのは、崖っぷちに立たされた映画学校の講師兼脚本家(ダニー・デヴィート)、偏屈なおばあさん(エレン・バースティン)とその孫娘、そして心優しい獣医の助手ドーン・ウィーナー(グレタ・ガーウィグ)たち。彼らは皆、満たされておらず、何かを強く求めているのだが…。

『ハピネス』『ストーリーテリング』など、ブラックユーモアたっぷりのインディペンデント作品で知られる鬼才トッド・ソロンズ監督の最新作となる本作。観る者に、爆笑と気まずい気分を提供してきた彼が今回手がけるのは、1匹の可愛いダックスフントの子犬と、その飼い主となる登場人物たちの容赦ないブラックな描写でおくる人間ドラマ。

予告編映像からもわかるように、名だたる俳優陣が、いままで聞いたことのないブラックなセリフを発する強烈なキャラクターを演じるのも大きな見どころ。まずはじめに、ダックスフントと出会うのは病弱な男の子レミ。彼の母親を演じるのは、リチャード・リンクレイター監督『ビフォア』シリーズなどで知られるジュリー・デルピー。去勢されそうになる子犬をかばう息子を、ひどい作り話で説得しようとし、「火葬って何?」と聞かれると、「オーブンでサッと焼くのよ」と真顔で答える始末…。数々の映画で見せたキュートさは影を潜め、ちょっとおかしな母親を熱演する。

次にダックスフントと出会うのは、心優しい獣医の助手ドーン・ウィーナー(グレタ・ガーウィグ)。子犬がきっかけで学生時代の憧れの男子(キーラン・カルキン)と再会し、小旅行に出ることになるが、実はその彼、危険なドラッグにはまっている様子…。さらに、その後ダックスフントと出会うのは、学生にバカにされている映画学校の講師兼売れない脚本家・シュメルツ(ダニー・デヴィート)。かつて映画を1本監督したことがあることだけが心の頼り、学生にもエージェントにもナメられている気の毒な男だ。

そして、病におかされ、孫娘に小遣いをせびられるおばあさんを演じるのは、『アリスの恋』でアカデミー主演女優賞に輝き、『インターステラー』『アデライン、100年目の恋』など活躍を続ける大女優エレン・バースティン。ダックスフントに「がん」という名前をつけたり、孫娘に「昔ヌードモデルをしていた」話をわざわざしたりする、偏屈な老婆を演じているのも注目。


予告編の最後には、爆弾を背負ったダックスフントと爆発物処理班の姿…。いったい、何がこれから起きるのか? 未体験の笑い(?)が正月気分の日本を包み込むことになりそうだ。

『トッド・ソロンズの子犬物語』は2017年1月14日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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