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【インタビュー】福士蒼汰 『仮面ライダー』で訪れた京都――5年の歳月がもたらした成長と変わらないこと

福士蒼汰にとって、映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の撮影が行われた京都は、『仮面ライダー フォーゼ』の撮影でも訪れた思い出の地である

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福士蒼汰『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』/photo:Naoki Kurozu
福士蒼汰『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』/photo:Naoki Kurozu
  • 福士蒼汰『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』/photo:Naoki Kurozu
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  • 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(C)2016「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」製作委員会
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  • 福士蒼汰『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』/photo:Naoki Kurozu
  • 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』 (C)2016「ぼくは明日、昨日のきみとデートする 」製作委員会
  • 福士蒼汰『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』/photo:Naoki Kurozu
  • 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(C)2016「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」製作委員会
福士蒼汰にとって、映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の撮影が行われた京都は、『仮面ライダー フォーゼ』の撮影でも訪れた思い出の地である。「ここで戦った! と昔を思い出しました(笑)」と今回の撮影をふり返る。

かつて、リーゼント頭&学ランで歩いた伏見稲荷で、今回は小松菜奈演じるヒロインとデートし、『仮面ライダー』でドボンと落ちた鴨川では2人で飛び石を楽しみ、怪人と戦った知恩院を、今回は撮影の合間にスタッフ、共演陣と共に訪れた。

悠久の時が流れる古都は以前と変わらないが、この男を巡る状況は、5年前とは大きく異なる。子どもたちから熱烈な声援を送られていたヒーローは、いまや、世代を問わず多くの人々が知る人気俳優として、ドラマ、映画に引っ張りだこである。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は七月隆文のベストセラーの映画化。『アオハライド』『ホットロード』など、いま、日本を代表する青春映画の旗手・三木孝浩監督が、これまた青春映画ド真ん中の主人公を次々と演じてきた福士さんとタッグを組んだ。

福士さんが演じるのは、美大生の南山高寿。これまで数々の少女漫画原作の作品やドラマで演じてきた正統派の“王子様”というよりは、福士蒼汰らしからぬ、ややサエない気弱な青年であるが、電車で見かけた福寿愛美(小松菜奈)に一目惚れし、勇気を出して声を掛け、交際することになる。

「最初は挙動不審な男の子です(笑)。自分に自信がない…もしかするといまの若者に多いタイプなのかもしれません。突発的な勇気――、一目惚れして気持ちを伝えるところから始まるわけですから、そういう強さはあるのでしょうが、基本的には弱々しいイメージでした。演じる上で、そんな高寿の成長をグラデーションで見せていくことを意識しました」。

愛美と毎日顔を合わせ、幸せな日々を過ごす高寿だったが、愛美にはある“秘密”があり、2人の恋は30日間という限られた時間の中でのものとなる。高寿は目の前の事実に戸惑い、葛藤することになるが、福士さん自身、もしも恋人と一緒にいられる残りの時間が限られたものだったら?

「切ないですよね。前向きになることに時間がかかるけれど、その時間すらない…。終わりがあることは本当に切ないですし、考えて…僕はどんな選択をするんだろう? そんな悲しい恋なら、最初から仲良くならないという選択もありますよね? それでも、高寿と愛美はそうではなくて、最高の時間を一緒に過ごし、最大の悲しみを受け入れるわけで…でも僕も、本当に好きな相手だったら、同じ選択をすると思います」。

では、そんな相手との30日間の最後の1日の過ごし方は?

「何か、思い出を作ろうとすると思います。サプライズするとか、2人の思い出の場所に行ったりするとか。やっぱり、何かしたくなると思う。もちろん、何もせず、何も変わることなく過ごすこともいいですが、僕はたぶん、いろいろしようとすると思います」。
《photo / text:Naoki Kurozu》

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