【インタビュー】キアヌ・リーブス 美しいアクションの裏に光る努力「求めるレベル以上を目指したい」
若い頃のキアヌ・リーブスは、溜め息がもれるほど美しかった。そして50代を迎えたいまのキアヌは、“大人の男”の色気を纏い
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『スピード』や『マトリックス』シリーズで観たことのないアクションに挑戦してきたキアヌ。この『ジョン・ウィック』シリーズでは、これまでの経験をフル活用するだけでなく、とんでもない進化を遂げている。銃とカンフーを組み合わせたガン・フーをはじめ、ナイ・フー、カー・フー、柔道、柔術など、次から次へと新しいアクションを身につけ監督を驚かせる。
「キアヌは1作目以上にレベルアップしている。武器もマーシャルアーツもカースタントも、かなりの時間をさいて訓練して新しいスキルを身につけてくれた。本当にスゴいよ!」と大絶賛する。一方、キアヌは、「ジョン・ウィックの世界観をより広げたい」という監督の強い意志に応えることが原動力になった。
「チャドから最高のチャンスを与えてもらって撮影は本当に楽しかった。でも、彼が目指しているレベルは非常に高い。彼が求めているレベル以上を目指したいのに、それができない、応えられない、そういうときが一番つらかった。たとえば、銃のリロード(装填)とかだね。(利き手の)反対側の手でもできたらよかったんだけど…」と、自らに課しているものが大きすぎる!