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『シェイプ・オブ・ウォーター』でオスカー候補に!サリー・ホーキンス、3作連続公開

日本時間3月5日に発表される第90回アカデミー賞にて、作品賞をはじめ最多13部門にノミネートされている『シェイプ・オブ・ウォーター』。本作で主演を務め、2度目のアカデミー賞ノミネートを果たしたのが

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『シェイプ・オブ・ウォーター』 (C)2017 Twentieth Century Fox
『シェイプ・オブ・ウォーター』 (C)2017 Twentieth Century Fox
  • 『シェイプ・オブ・ウォーター』 (C)2017 Twentieth Century Fox
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  • 『パディントン2』(C)2017 STUDIOCANAL S.A.S All Rights Reserved.
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  • 『シェイプ・オブ・ウォーター』(C)2017 Twentieth Century Fox
日本時間3月5日に発表される第90回アカデミー賞にて、作品賞をはじめ最多13部門にノミネートされている『シェイプ・オブ・ウォーター』。本作で主演を務め、2度目のアカデミー賞ノミネートを果たしたのが英国女優のサリー・ホーキンス。今年は、彼女の出演映画が3作も連続公開される。

1976年生まれ、イギリス・ロンドン出身のサリー・ホーキンスは、98年にヴィヴィアン・リーやケネス・ブラナーら錚々たる俳優たちを輩出した王立演劇学校(RADA)を卒業後、舞台女優として活躍。『人生は、時々晴れ』(’02)で映画デビューすると、2008年に主演した『ハッピー・ゴー・ラッキー』でゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門主演女優賞を受賞し、ベルリン国際映画祭で銀熊賞(女優賞)を獲得した。

パク・チャヌク監督『お嬢さん』の原作としても知られるサラ・ウォーターズの小説のTVドラマ化「荊の城」(’05)にも主演、13年には『ブルージャスミン』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされており、演技派女優としての評価は抜群。超大作『GODZILLA ゴジラ』(’14)にも出演した。そんなサリーは、今年最も注目を集めている女優の1人だ。 

冒険物語のさし絵画家・ブラウン夫人『パディントン2』公開中


2014年に本国イギリスで公開されるや、『アナと雪の女王』のオープニング記録を破った『パディントン』。ペルーのジャングルから憧れのロンドンへやって来た紳士なクマがブラウン家の人々と出会い、慣れない都会暮らしで次々とハプニングを起こしながらも、家族の一員となっていく様子を描いた。その続編となる『パディントン2』では、前作同様、ブラウン夫人を演じる。

『パディントン2』(C)2017 STUDIOCANAL S.A.S All Rights Reserved.『パディントン2』(C)2017 STUDIOCANAL S.A.S All Rights Reserved.

役どころ


<ブラウン夫人>冒険物語のさし絵画家。最近は水泳にハマっていて、フランスまでドーバー海峡を泳いで渡る練習中。大らかな性格で想像力豊か、好奇心旺盛。“クマ人生最大のピンチ”を迎えるパディントンを助けるため、家族の先頭に立って奔走する。

サリー・ホーキンスのここに注目!


駅で途方に暮れていたパディントンをあたたかく迎え入れ、誰よりも早く家族として受け入れたブラウン夫人の寛容さや優しさは、サリー自身が醸し出す穏やかな雰囲気にぴったり。パディントンやブラウン家族のことを「本当の家族のように愛している」と語る彼女の純粋で誠実な一面が、今作を家族愛に満ちたハートフルな作品に昇華させている。パディントンの声を務めるベン・ウィショーは、RADAの後輩にあたる。

アマゾンから来た“彼”に心奪われる孤独な女性『シェイプ・オブ・ウォーター』3月1日(木)全国公開


『パンズ・ラビリンス』『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督が贈る、切なくも官能的で愛おしいファンタジー・ロマンス。サリーは、ゴールデン・グローブ賞、全米映画俳優組合(SAG)賞などに多数ノミネートされ、第71回英国アカデミー(BAFTA)賞、第90回アカデミー賞にもノミネートされている。

『シェイプ・オブ・ウォーター』 (C)2017 Twentieth Century Fox『シェイプ・オブ・ウォーター』 (C)2017 Twentieth Century Fox

役どころ


<イライザ>政府の極秘研究所に清掃員として勤めるイライザは、秘かに運び込まれたアマゾンの奥地で神のように崇められていたという“彼”と出会う。子どもの頃のトラウマで声が出せないイライザだったが、“彼”の奇妙で、どこか魅惑的な姿に心を奪われ、周囲の目を盗んで会いに行くようになる。

サリー・ホーキンスのここに注目!


子どもの頃のトラウマで声を失い、孤独だったイライザが愛する者を守るため、強くたくましく変わっていく姿を体現したサリー・ホーキンスの渾身の演技は必見! 溢れんばかりの感情を、言葉を発することなく全存在をかけて表現し、切なくも愛おしい、誰も観たことのないラブストーリーへといざなってくれる。

夫の愛に支えられたカナダの画家に『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』3月3日(土)全国公開


カナダの美しい四季と動物たちの素朴で愛らしい絵を、色鮮やかに描き続けた画家のモード・ルイスと、不器用ながらもモードを献身的にサポートした夫のエベレットを描いた実話『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』。はじめは孤独だった2人が運命的な出会いを経て、夫婦の絆と慎ましくも確かな美しい色にあふれた幸せな日々を手に入れていく。ベルリン国際映画祭をはじめ世界の名だたる映画祭で上映され、観客賞ほか多くの賞を受賞。「荊の城」でも組んだアシュリング・ウォルシュ監督との再タッグ。

(c)2016 Small Shack Productions Inc. / Painted House Films Inc. / Parallel Films (Maudie) Ltd.(c)2016 Small Shack Productions Inc. / Painted House Films Inc. / Parallel Films (Maudie) Ltd.

役どころ


<モード・ルイス>カナダ・ノバスコシア州出身のフォーク・アート画家。若年性関節リウマチを患い、生涯にわたって手足が不自由で体も小さかった。カナダの美しい風景、動物、草花をモチーフに、明るい色彩とシンプルなタッチで温かみと幸福感のある絵を描いた。

サリー・ホーキンスのここに注目!


絵本作家の両親を持ち、自身もイラストレーター志望だったサリーは、モードの役作りのために素朴派画家の絵画クラスに数か月間通ったという。子どもの頃から重いリウマチを患い、一族から厄介者扱いされてきたモードと、孤児院で育ち、学もなく、生きるのに精一杯だったエベレット(イーサン・ホーク)とのはみ出し者同士の同居生活で、不器用でありながらも前向きに生きる姿を熱演! 多くの大人の共感を集めること間違いなし。
《シネマカフェ編集部》

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