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魂のラップでノックアウト!世界が沸いた音楽映画『パティ・ケイク$』日本上陸

サンダンス映画祭史上かつてないほどの激しい権利争奪戦が繰り広げられ、カンヌ国際映画祭にも正式出品された若き女性ラッパーの物語『Patti Cake$』が、邦題『パティ・ケイク$』として4月27日(金)より日本公開されることが決定した。

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サンダンス映画祭史上かつてないほどの激しい権利争奪戦が繰り広げられ、カンヌ国際映画祭にも正式出品された若き女性ラッパーの物語『Patti Cake$』が、邦題『パティ・ケイク$』として4月27日(金)より日本公開されることが決定した。

2002年『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』、2015年『ストレイト・アウタ・コンプトン』、そして2018年は『パティ・ケイク$』。場末のバーや、荒んだストリートから、オリジナル楽曲で魂をノックアウトする音楽映画の新たな傑作が登場。

サンダンス映画祭ではFOXサーチライトが権利を獲得して話題をさらい、『セッション』(2014年)と同様、カンヌ国際映画祭「監督週間」の締めを飾った本作は、インディペンデント・スピリット賞にもノミネート、ナショナル・ボード・オブ・レビューのインディペンデント映画TOP10にも選出されるなど、熱い支持を受けて数々の映画賞に輝いた話題作だ。

あらすじ


23歳のパティは地元ニュージャージーで、呑んだくれの元ロック歌手だった母と、車椅子の祖母との3人暮らし。憧れのラップの神様O-Zのように音楽界で名声を手に入れ、地元を出ることを夢みていた。金ナシ、職ナシ、その見た目から「ダンボ」と嘲笑されるパティにとって、ヒップホップ音楽は魂の叫びであり、観るものすべての感情を揺さぶる奇跡の秘密兵器だった。

そんなパティがある日、駐車場で繰り広げられていたフリースタイルラップ・バトルに参加。バトル相手を渾身のライムで打ち負かし、諦めかけていた、スターになる夢に再び挑戦する勇気を手に入れる。やがてパティのもとに、正式なオーディションに出場するチャンスが舞い込み…。

主演は『レディ・バード』にも出演する注目のオージー女優


世界が渇望する新しい才能が創り出した“スター誕生の物語”を射止めたのは、『スリー・ビルボード』『シェイプ・オブ・ウォーター』など賞レースを席巻する作品を次々と送り出すFOXサーチライト。監督と脚本は、本作が長編デビューにして全米監督協会賞(DGA)やナショナル・ボード・オブ・レビューにノミネートされたジェレミー・ジャスパー。劇中音楽もすべて彼のオリジナルで構成され、本作のためにラップを猛特訓した主演女優ダニエル・マクドナルドが鳥肌モノのパンチラインをスパークさせている。

主人公パティを演じるオーストラリア出身のダニエルは本作でハリウッドデビューを果たし、次回作のオファーも次々。今期の賞レースを沸かせているグレタ・ガーウィグ初監督の話題作『レディ・バード』にも出演する注目の若手だ。

また、呑んだくれの母親に『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』のコメディエンヌ、ブリジット・エヴァレット。『レイジング・ブル』でオスカーノミネート経験のあるキャシー・モリアーティが驚異の大変身でパティの将来を信じる車椅子の祖母ナナを、貫禄も愛嬌もけれん味もたっぷりに演じている。そのほか、パティのラップ仲間には、本作で大抜擢されたインド系ユーチューバーのシッダルタ・ダナンジェイと、Netflixの大人気ドラマ「ゲットダウン」にグランドマスター・フラッシュ役で出演したママドゥ・アティエなど、ベテラン女優に囲まれた瑞々しい若手の演技も弾ける。

ラップで成功を収めようとする青春物語の陰には、主人公の置かれた逃れられない状況―家族への愛憎や貧困や差別―が見え隠れし、その背景が絡み合いラストにつながるクライマックスは、よくあるサクセスストリーとはひと味異なるカタルシスを生みだしていく。

『パティ・ケイク$』は4月27日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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