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永野芽郁が語る菅田将暉と野田洋次郎の役作り秘話『キネマの神様』「山田組の色があって」

永野芽郁が『キネマの神様』での菅田将暉、野田洋次郎、そして永野さん自身が
山田監督と行った役作りを明かした。

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『キネマの神様』テラシンと淑子 (c)2021「キネマの神様」製作委員会
『キネマの神様』テラシンと淑子 (c)2021「キネマの神様」製作委員会
  • 『キネマの神様』テラシンと淑子 (c)2021「キネマの神様」製作委員会
  • 『キネマの神様』ゴウと淑子 (c)2021「キネマの神様」製作委員会
  • 『キネマの神様』(c)2021「キネマの神様」製作委員会
  • 『キネマの神様』(c)2021「キネマの神様」製作委員会
  • 『キネマの神様』(c)2021「キネマの神様」製作委員会
  • 『キネマの神様』(c)2021「キネマの神様」製作委員会

山田洋次監督のもと豪華キャストが集結した『キネマの神様』。ヒロイン・淑子を演じる永野芽郁は昭和の時代から現代にかけて紡がれた脚本を読み、「淑子の(主人公)ゴウちゃんに対する愛情の強さや、映画と真っ直ぐに向き合う気持ちとか色々なものにすごく温かさを感じました」と山田監督が描く物語に魅了されたことを明かし、撮影中の菅田将暉たちの様子を語った。

>>『キネマの神様』あらすじ&キャストはこちらから

山田監督が本作で描いたのは、1950~60年代の撮影所で映画監督になる夢を追いかける若き日のゴウ(菅田さん)と、名画座の館主になる夢を持つ若き日のテラシン(野田洋次郎)の2人の友情と、食堂の看板娘・淑子をめぐる淡い恋の三角関係。

ゴウとテラシンは正反対の性格をしているが、その役作りについても山田監督が細かく演出をしていたといい、菅田さんが演じたゴウについて永野さんは「素敵でした。映画への愛情がすごく強くて、周りの人が『ゴウちゃんがんばれ』と言うような人物像だったので、その真っ直ぐに進んでいる姿勢が菅田さんにすごく似合っていました」と絶賛。夢を追いかけるゴウのひた向きさを菅田さんが見事に体現したことを明かした。

また、野田さん演じるテラシンについても山田監督は徹底的に野田さんと作り上げていったといい、「どうしようどうしよう。淑子ちゃんの顔が見れない」となっているテラシンと、食堂で明るく働く淑子の対比を永野さんは楽しんだそう。

この山田監督の演出については、野田さんも印象に強く残っていると言い、野田さんは「テラシンはまあまあ大人なのに、こんなに初心でいいのかなと正直思いました。『もっとおどおどしろ』とか『もっとここ二度見しろ』とか。初心さがすごいなという感じが最初あったんですけど、繋がって観るとやはりテラシンはそういう人なんだなと思えましたので、さすが監督だなと感じました」と、山田監督が思い描く生真面目な優男像を作り上げていった過程をふり返った。

永野さんへの演出も山田監督から丁寧に行われたという。「テラシンのおうちにお見舞いに行ったシーンで山田監督が『跳ねる感じの明るさが欲しい』っておっしゃっていて、セリフがあるわけではなかったので『跳ねる感じってどうだろう?』と考えながら、雰囲気が跳ね上がる明るさの人をイメージして演じました」と永野さん。

時代を彩る名だたる大女優たちをマドンナに迎えて映画を撮り続けてきた山田監督から、「勘がいい!」と褒められたという永野さんは、山田監督との仕事をふり返り「とても緊張しました。他の組にはない山田組の色があって、いつもと違う頭の回転をしていて、そこに自分が順応したいという思いでやっていました。監督に褒められるとすごく嬉しいし、期待に絶対応えたいという思いが強くありました」と、並々ならぬ思いで淑子役に挑んだことを明かした。こうして山田監督と、菅田さん、永野さん、そして野田さんが作り上げた3人のキャラクターたちが夢と愛をひた向きに追いかけた青春時代のドラマに注目だ。

『キネマの神様』は全国にて公開中。

《シネマカフェ編集部》

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