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【インタビュー】川口春奈×玉森裕太が語る、新たな可能性を広げてくれた出会い、扉を開いてくれた存在

ディズニー&ピクサー『マイ・エレメント』で声優を務める川口春奈、玉森裕太に正反対の2人が織りなす物語の魅力について語ってもらった。

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『マイ・エレメント』玉森裕太&川口春奈
『マイ・エレメント』玉森裕太&川口春奈
  • 『マイ・エレメント』玉森裕太&川口春奈
  • 『マイ・エレメント』 ©2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
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  • 『マイ・エレメント』(C)2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
  • 『マイ・エレメント』 ©2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
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第一印象最悪で「この人とは絶対にうまくやれない!」と思っていた人が発する言葉に、思いも寄らない新たな気づきを与えられたり、逆にずっと一緒にいてお互いにわかり合えている近い関係の人だからこそ、本当の気持ちをなかなか伝えられなかったりという経験は誰しもあるはず。

ディズニー&ピクサーの最新アニメーション『マイ・エレメント』はまさにそんな物語。火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を舞台に、異なるエレメントの2人が起こすピクサー史上最も“ロマンティックな奇跡”のドラマを描き出す。

主人公である火のエレメントの女の子・エンバーの声を演じるのは川口春奈。そして、玉森裕太がひょんなことからエンバーと出会う水のエレメントの青年・ウェイドの声を担当する。正反対の2人が織りなす物語の魅力について、川口さん、玉森さんに語ってもらった。

演じた役の魅力は「真っすぐさや正義感」「愛らしいキャラクター」


――この物語からおふたりはどんなメッセージを受け取りましたか?

川口:「自分はこうでなくてはいけない」ということだったり、「自分らしさ」ってなんだろうか? と考えるきっかけになる作品だと思うし、新しいことやいままで経験したことのない環境に足を踏み入れる時って、誰しも悩んだりすると思うんですけど、そういうのを取っ払って、前に一歩踏み出す勇気をくれる映画だなと思います。自分と全然違う人、自分にはない感覚を持っている人と付き合うことの大切さ、家族愛、恋愛も描かれてますけど、軸となる部分にすごくメッセージ性が詰まっている作品だなと思います。誰にでも当てはまる、共感してもらえるメッセージが詰まった作品です。

玉森:川口さんがおっしゃった通りで、自分だけじゃ気づけなかった可能性というのが一番伝えたいメッセージなのかなと思います。自分の中で「こうでなきゃいけない」とか「自分はこうなんだ」と思いがちだけど、誰か違う人と触れ合うことで「こんな可能性も自分にはあるんだ!」と気づかされたり、自分の可能性を広げさせてもらえる、そんな物語だなと思いました。

――ご自身が演じた役柄の魅力や共感できる部分、お互いの役柄の印象について教えてください。

川口:エンバーは真っ直ぐであるがゆえに熱くなりすぎて後悔してしまうようなところがあって、でもその真っすぐさや正義感が魅力でもあるし、コンプレックスでもあると思います。でも熱くなっちゃう気持ちもわかるし、「自分がいなきゃ」とか「こうしなきゃ」っていう責任感の強さは理解できるなと思いました。

――川口さんご自身もコンプレックスをお持ちですか?

川口:コミュニケーション能力がすごく低いです(苦笑)。人見知りというか、人づきあいが上手にできないところですかね…。

――玉森さんが演じられた水のエレメントであるウェイドについては、どんな印象を持たれましたか?

川口:こういう人が近くにいてくれたら最高だなと思います。自分の周りにはあまりいないようなキャラクターだと思うし、彼の突拍子のないコミカルな部分も、ちゃんと人のことを見て意見を言ってくれるところも、面白いところもありつつ、しっかり芯が通っているキャラクターだと思うし、すごくかわいらしいなと思います。

玉森:水らしい、物腰が柔らかい青年ですけど、すごく涙もろくて、ちょっとしたことでも感動する愛らしいキャラクターですよね。共感できるところ…? ウェイドって、エンバーに何度か突き放されるんですけど、それでもあきらめないでちゃんとそばにいて寄り添うんですよね。それはすごいなと。俺はあんなに突き放されたら耐えられないなと思っちゃうけど(苦笑)、やっぱり優しいウェイドなので、そこは魅力的でいいなと思いました。

――川口さんが演じられたエンバーに関しては、どんな印象を持たれましたか?

玉森:エンバーは本当にエネルギッシュな女の子ですよね。見習いたいなと思うし、こういう人がいてくれると付いていきたくなるし、ウェイドと同じように「支えてあげたい」と思いますね。

――声でキャラクターに命を吹き込むというお仕事はいかがでしたか?

川口:私は本当にまるっきり初めてで、事前に準備しようがないところもあって、実際、収録に行ってモニターを見て「今日はここをやります」という感じだったので、毎日不安絶頂のままスタジオに行く感じでした。

録り方も、てっきり玉森さんがいて、会話をしながらやるものだと思っていたら、全然そうじゃなくて…。いつも、こういう状態で収録されている声優さんって本当にすごいなと思いましたし、もちろん難しさ、大変さを感じながら、最後まで慣れずにやっていました。

玉森:本当に難しいことばっかりでした。いかに自分が普段、表情や身振り手振りに助けられていたのか…。声だけで全てを表現しないといけないというのは本当に大変で、収録期間中は家に帰ったら、気絶レベルで寝ていましたね(笑)。集中もするし、普段あまりやらないことなので体力も使ったし、「声優さんってすごいな」と思いました。


《text:Naoki Kurozu/photo:Maho Korogi》

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