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金子大地×村上虹郎×河合優実共演の自主製作映画『モダンかアナーキー』リバイバル上映決定

実力派俳優たちが集結した杉本大地監督による自主製作映画『モダンかアナーキー』が10月28日(土)よりポレポレ東中野でリバイバル上映されることが決定した。

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実力派俳優たちが集結した杉本大地監督による自主製作映画『モダンかアナーキー』が10月28日(土)よりポレポレ東中野でリバイバル上映されることが決定した。

とある8月31日の夜。地元のスケボー少年の新垣が転落死を遂げた。高校三年生のコウは新垣の死を知り、いまは疎遠になっていた新垣のことを思い出す。幼い頃に母親を亡くしたコウは、当時、母親の葬式会場から新垣と一緒に抜け出したことがあり、そのことで親戚に不謹慎だと言われた記憶があった。そんな記憶と新垣の死がどうも引っかかるのであった。8月31日に何があったのか…。新垣を取り巻く、どこか冷たく、刹那的な少年少女の日常が生々しく描かれる。

監督とかねてより交流のあった俳優仲間たちが筆頭になり、「商業作品の真似事ではない感性に訴える映画を作りたい」という目標を掲げ、製作が始まった本作。俳優たちは当時、スケジュールの合間を縫って監督の元に集い、夜な夜な撮影を敢行。監督と同世代の俳優たちとで登場人物のキャラクター造形や撮影のアイディアなどを互いに出し合うなどディスカッションを重ね、ともに作品を模索していく中で完成した。

2019年夏のコロナ禍前に撮影された本作は、険しい道のりを経てついに2023年7月1日から渋谷の単館でひっそりと2週間限定のレイトショーとして公開。「今活躍する若手実力派俳優たちが当時、夜な夜な参加していた熱い自主制作映画」「荒削りだが、尖り切った独特の世界観」などと評判を呼び、自主配給のレイトショーにも関わらず連日満席を記録し、延長、再延長を経て大盛況となった。

当初は、本作の製作が立ち上がった時に掲げた「監督と俳優たちの損得のない空気感を大切にし、等身大の着地点を目指す」というコンセプトの元、上映を企画。そこから第一弾の渋谷での劇場公開の反響を受け、より多くの観客に見てほしいという監督や俳優の熱い思いにポレポレ東中野が応える形で、今回のリバイバル上映が実現した。

解禁された新ポスタービジュアルは、謎のスケボー少年の新垣役の村上虹郎、新垣の幼なじみのコウ役の金子大地、新垣に密かに思いを寄せる少女のハナ役の河合優実が映し出されている。

予告編では、過剰な演出を省いた俳優たちの迫真の演技と監督独自の世界観が垣間見える。


杉本大地監督 コメント
本作の完成後、良い意味でも悪い意味でも100人の内1人の心に強く突き刺さるような、作品になったのではないかと感じておりました。ところが前回の上映を経て、嬉しいことに100人の内7人の心には届いたのだと実感することができました。決して多くの方に届いた訳ではないのかもしれませんが7倍です。
企画から撮影、当時の等身大の着地点としての渋谷での限定上映も含め、我々で本当に好きなようにやらせていただきましたが、より多くの方に観ていただくという点はまだ達成できていなかったと思います。
今回、ポレポレ東中野さんで再び上映の機会をいただけてありがたい限りです。是非、劇場で『モダンかアナーキー』を体感していただけたら嬉しいです。(監督:杉本大地)

『モダンかアナーキー』は10月28日(土)~11月10日(金)、ポレポレ東中野にてリバイバル上映。


《シネマカフェ編集部》

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