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森山未來が化け猫役! 日仏合作アニメ『化け猫あんずちゃん』7月公開

森山未來が37歳の化け猫に扮する、日仏合作アニメーション映画『化け猫あんずちゃん』が公開。ビジュアルと超特報映像も到着した。

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森山未來が37歳の化け猫に扮する、日仏合作アニメーション映画『化け猫あんずちゃん』が公開決定。ビジュアルと超特報映像も到着した。

雷の鳴る豪雨の中。お寺の和尚さんは段ボールの中で鳴いている子猫をみつける。その子猫は「あんず」と名付けられ、それは大切に育てられた。だが、おかしなことに10年・20年経っても、死ななかった。30年たった頃、どうした加減なのかいつしか人間の言葉を話し、人間のように暮らす化け猫になっていた。

移動手段は原付。お仕事は按摩のアルバイト。現在37歳。そんなあんずちゃんの元へ、親子ゲンカの末ずっと行方知れずだった和尚さんの息子が11歳の娘・かりんを連れて帰ってくる。しかしまた和尚とケンカし、彼女を置いて去ってしまう。お世話を頼まれたあんずちゃんはしぶしぶ面倒をみるのだが…。

本作は、子猫のときに拾われ、人の言葉も喋れるようになった化け猫・あんずを主人公にしたいましろたかしによる漫画を、『カラオケ行こ!』の山下敦弘と『花とアリス殺人事件』にロトスコープディレクターとして参加した久野遥子がW監督を務めアニメ化。

実写で撮影した映像から、動きや表情を抽出してアニメーションにするロトスコープの手法を採用しており、山下監督を中心に実写として撮影、その映像を基に久野監督が中心となり、生き生きとしたアニメーションを作り上げる。制作はシンエイ動画と、世界が注目するフランスのMIYUプロダクションが共同する初の長編アニメーションだ。

キャスト(声と動き)には、化け猫のあんずちゃんを森山さんが担当。声も撮影時の音声がそのまま本編に使用されており、ほかのアニメーション作品とは違ったリアルなやりとりを生んでいる。

森山さんは、「森山の造形はほぼ跡形もなくなるんだな。でもフランス×日本合作の実験的で楽しそうな座組だし、あんずちゃんよろしく、ゆるゆると夏休み気分で行ってみるか!」と忙しいスケジュールをぬって撮影に参加した際の気持ちをふり返っている。

また、あんずちゃんと出会い変わっていく少女・かりんを演じるのは、『1秒先の彼』でフレッシュな魅力を発揮した五藤希愛。「森山さんと同じシーンを経験させて頂けたことが、私にとって何よりも大変貴重で、幸せな時間でした。劇場公開がとっても待ち遠しいです」とコメントしている。

『化け猫あんずちゃん』は7月、全国にて公開予定。


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《シネマカフェ編集部》

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