写真館を営む無口なカメラマン・鮫島の写真に心を奪われた気鋭カメラマン・太一は、華々しいキャリアを捨て、弟子入りを志願。人々の抱える悩みや問題のために必死に奔走する鮫島に振り回されながらも、自分に足りないものに気付き始める。同時に、鮫島とその家族にも目を背けてきた想い残しがあることを知る――。
秋山純