牧場の娘・ファーン(ダコタ・ファニング)は、子ブタにウィルバー(ドミニク・スコット・ケイ)という名前をつけて可愛がっていた。ウィルバーは様々な動物たちに囲まれて成長していくが、やがてはクリスマスのテーブルに乗る運命。“その時”が近いことを知り、小さな身体を震わせて怯えるウィルバーを励ましたのが、納屋に棲むクモのシャーロット(ジュリア・ロバーツ)だった。シャーロットはまるで母親のような愛情でウィルバーを包んでいく。生きている者同士、ファーン、ウィルバー、シャーロットが育んでいく美しい友情。そしてシャーロットは命の尊さを人間たちにも伝えるため、思いを込めたメッセージを糸で自分の巣に浮かび上がらせる。やがてみんなの元に訪れる奇跡の“おくりもの”とは…。全世界で4,500万部を超えるE.B.ホワイト原作のロングセラーを、まさに魔術的ともいえる最新CGI技術によって完全映画化。
ゲイリー・ウィニック