52歳の平凡なサラリーマン・香取卓役(三宅裕司)は学生時代、フォークソング歌手を目指したが断念し、今は妻・幸子(真野響子)と大学生の長女・詩織(藤澤恵麻)、二女(AYAKO)と毎晩一緒に夕食をとることが唯一の生きがい。娘の自立後の熟年夫婦の生き方など“団塊オヤジ”が直面する悩み、現代の家族のつながりや愛を描きだす。歌手・吉田拓郎が1972年に発表し大ヒットした名曲「落陽」「風になりたい」など、団塊世代にとって青春ソングである楽曲約20曲が物語と関連して登場する。
フォークソングの名手、吉田拓郎の昔懐かしの名曲に乗せて贈る、父と家族の物語『結婚しようよ』。公開初日となった2月2日(土)、メイン館である東劇にて初日舞台挨拶が行われ、主演の三宅裕司、真野響子、藤澤恵麻、AYAKO(中ノ森BAND)、佐々部清監督、そしてほかの出演者を含め総勢14名が登壇した。
1970年代のフォークソング全盛期のヒーロー、吉田拓郎のヒット曲の数々を散りばめながら、かつてこれらの名曲に熱狂した団塊世代の父親とその家族の悲喜こもごもを綴った『結婚しようよ』。本作の完成披露試写会が11月27日(火)に行われ、主演の三宅裕司、真野響子、藤澤恵麻、AYAKOの香取一家の面々と佐々部清監督が舞台挨拶に登壇した。客席は立ち見が出るほどの超満員で、主人公と同じ団塊世代の観客も多く見られた。