頑固親父・三宅裕司「45歳以上必見!」 拓郎の名曲で綴る『結婚しようよ』完成

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『結婚しようよ』完成披露試写会。左から佐々部清監督、藤澤恵麻、三宅裕司、真野響子、AYAKO
  • 『結婚しようよ』完成披露試写会。左から佐々部清監督、藤澤恵麻、三宅裕司、真野響子、AYAKO
1970年代のフォークソング全盛期のヒーロー、吉田拓郎のヒット曲の数々を散りばめながら、かつてこれらの名曲に熱狂した団塊世代の父親とその家族の悲喜こもごもを綴った『結婚しようよ』。本作の完成披露試写会が11月27日(火)に行われ、主演の三宅裕司、真野響子、藤澤恵麻、AYAKOの香取一家の面々と佐々部清監督が舞台挨拶に登壇した。客席は立ち見が出るほどの超満員で、主人公と同じ団塊世代の観客も多く見られた。

三宅さん演じる卓はいまどき珍しく、必ず夕食は家族揃って食べることを一家の決まりとしているが、三宅さんは「私には大学生の娘と高校生の息子がいますが、旅行には必ず家族揃って行くことをルールとして続けています。2人とも大きくなってくるとなかなか難しくなってくるんですが、そこを乗り越えてこそ家族が結束できるのかな、と思っています」と劇中同様に父親の顔で語ってくれた。

頑固な夫と年頃の娘たちを持つ幸子を演じた真野さん。「夫の気持ちも子どもたちの気持ちも、両方ともわかるんですよね。みんなのことが大好きで、ハラハラしながら夫と娘たちが衝突するのを見てました」と語るが、三宅さん曰く「一家の大黒柱は私ですが、影の番長はこの人ですから(笑)」。

もしも父親に結婚のことまで口を出されたら? という質問に長女の詩織役の藤澤さんは「愛情が深いからこそ口を出す、というのがわかるので苦しいところですね」と答えてくれた。ここで再び頑固親父・三宅さんが口出し。「娘の結婚に父親が口出すのは当たり前でしょう! 僕は娘の彼氏は大っ嫌いですよ(笑)」と語ると会場は笑いに包まれた。

続いて次女の歌織を演じたAYAKOさんが「うちは両親が離婚していて、家族揃っての食卓はこれまでなかったので」と切り出すと、今度は“離婚”という言葉に三宅さんは過剰反応。「べ、別に言わなくてもいいことを…」とオロオロする三宅さんを「それでもこんなにいい子に育ってるから大丈夫だから!」となだめる真野さん。「だって『結婚しようよ』って映画の舞台挨拶なのに…」と三宅さん。この夫婦さながらのやりとりに監督は大爆笑。ちょっぴりあきれ顔で“両親”のやりとりを見ていたAYAKOさんが「初めて家族の食卓というのを体験して、家族の愛の大切さが、こんなお父さんの下でもわかりました」と笑顔で語ると、さっきまでとは打って変わって三宅さんは号泣(のマネ)。映画の上映前から舞台上で繰り広げられるホームドラマに会場は温かい雰囲気に包まれた。

佐々部監督は「この4人は初対面のときから『本当に初めて?』という感じで、うまくいきました」と大満足の様子。そして現在、病気療養中の吉田拓郎さんについて触れ「みなさんの応援でこの映画をヒットさせて、拓郎さんが再びステージに立つための薬にしていただけたらと思います」と語った。

舞台挨拶の最後には、本作のタイトルでもある拓郎さんの名曲「結婚しようよ」を三宅さんとAYAKOのギターをリードに登壇者そして総立ちの700人の観客が合唱。温かい歌声が会場に響き渡った。

三宅さんが「45歳以上の人は観ると必ず泣けます。若い人は必ず結婚したくなります」と語る『結婚しようよ』は2008年2月2日(土)より全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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