マンハッタンの人気レストランで料理長を務めるケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、仕事にも人生にも完璧主義を求める仕事人。ひょんなことから9歳の姪・ゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)を引き取ることになる。一方、職場には新しいシェフ、ニック(アーロン・エッカート)が入ってくる。陽気で自由奔放なニックと、生まじめなケイト、まったく対照的な2人は最初のうちは対立するものの、次第に惹かれ合う仲に。しかし、いまいち素直になれないケイトはそのロマンスに一歩踏み込めずにいた…。
スコット・ヒックス
ドイツ映画『マーサの幸せレシピ』をハリウッドでリメイクした本作で描かれるのは、完璧主義の女性シェフが人生を見つめ直す姿。マンハッタンの人気レストランで料理長を務めるヒロインの生活が、ある出来事を機に一変するところから物語は展開していく。ある出来事とは、主にふたつ。ひとつは、実の姉が交通事故で亡くなり、遺された幼い娘、つまり姪と一緒に暮らす必要が出てきたこと。もうひとつは、完璧主義ゆえにとっつきにくい印象を放つケイトとは正反対の、陽気な男性シェフが副料理長として店のスタッフに加わったことだ。
有名な高級レストランで料理長を務める美しい女性。でも、極端な完璧主義者であるがゆえに、人と関わることは大の苦手。プライベートを満喫することもなく、仕事にばかり没頭してきた。ところがある日、彼女の存在を脅かすライバルが出現。自由奔放で陽気な(そしてかっこいい!)男性の副料理長がやってきたのだ。彼にことごとくペースを崩され、彼女は絶不調に。そんな折、姉の突然の死により、たった一人の肉親となった姪を引き取ることに。彼女の人生は大きな転機を迎えていく──。
完璧主義者で仕事一筋、これまで自分一人で全てをこなしてきた女料理長・ケイト。だが、仕事・私生活両面において突如訪れた環境の変化をきっかけに、少しずつ周囲に心を開き始める。ニューヨークのレストランを舞台にしたハートウォーミング・ストーリー『幸せのレシピ』。9月29日(土)の公開を前にキャサリン・ゼタ=ジョーンズが来日し、前日開催されたジャパンプレミアに引き続き、9月19日(水)に記者会見に出席した。
2002年に日本で公開され、ヒットを記録した『マーサの幸せレシピ』をニューヨークに舞台を移してリメイクした『幸せのレシピ』。9月29日(土)の公開を前に18日(火)、本作のジャパンプレミアが開催され、この日のために来日した主演のキャサリン・ゼタ=ジョーンズがプレミア上映前の舞台挨拶に登壇した。
先月、多くの20代女性に支持されるファッションカタログ「IMAGE」のお姉さん版カタログとして新しく「IMAGE ROUGE」が創刊された。“自分スタイル”を目指す大人の女性に向けて誕生した同誌を記念して、このコンセプトにぴったりの映画『幸せのレシピ』の試写会が開催され、700人もの観客に迎えられて、同誌のイメージガールであるタレント・辺見えみりがトークショーに登場した。