12月、真夏のオーストラリア。孤児院で育った4人の少年・マップス(ダニエル・ラドクリフ)、スパーク(クリスチャン・バイアーズ)、ミスティー(リー・コーミー)、スピット(ジェイムズ・フレイザー)は、夏の休暇を海辺の村で過ごすことになる。それは、12月生まれの4人に贈られた、院長からのプレゼントだった。孤児院から離れて過ごす初めての夏休みに、何もかもまぶしく見える4人。そして彼らはこれから養子を迎えようと考える一組の夫婦に出会う。“理想的な両親”と言えるこの夫婦の気を引こうと競い合うが、彼らはやがて家族というものの真の意味を知る――。
ロッド・ハーディー