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仏極右政党がマドンナを「侮辱罪」で提訴へ 警告受けるもツアー内容変更せず…

マドンナが、フランスの極右政党から訴えられることになりそうだ。マドンナは14日(現地時間)にパリで開催されたライブ時に、国民戦線(以下、FN)の党首マリーヌ・ル・ペン氏の額にナチスのシンボルである鍵十字を写し、その直後にヒトラーに似た人物の映像をインサートした画像を利用したことを受け、同党は15日(現地時間)マドンナを提訴する方針を示した。

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マドンナが、フランスの極右政党から訴えられることになりそうだ。マドンナは14日(現地時間)にパリで開催されたライブ時に、国民戦線(以下、FN)の党首マリーヌ・ル・ペン氏の額にナチスのシンボルである鍵十字を写し、その直後にヒトラーに似た人物の映像をインサートした画像を利用したことを受け、同党は15日(現地時間)マドンナを提訴する方針を示した。

今回、「ノーバディ・ノウズ・ミー」の演奏中に使用されたル・ペン党首の映像は、すでにパリ公演以前の80日間に渡るMDNAワールドツアーでも利用されており、先月にもル・ペン党首側から「もしフランスで同じことをしたら承知しない」と警告を受けていた。

今回の件を受け、フロリアン・フィリッポFN副代表は、今週中にも“侮辱罪”でマドンナを正式に起訴する方針だ。フィリッポ副代表は「今回の件は、マドンナのワールドツアーの単なる話題作りのための挑発でしょう。ただ、我々としては全てを受け入れることはできません。特に今回の侮辱は受け入れられません。マリーヌ・ル・ペンは、自身の尊厳だけでなく、党員や支持者、何百万という国民戦線への投票者たちの尊厳をも守ろうとしているのです」とコメントを残した。
  
マドンナは今後、MDNAツアーで8月21日(現地時間)にフランスで2度目のライブを開催するほか、今月17日(現地時間)にロンドンのハイドパークでのライブを皮切りにイギリスで計3回の公演を行う予定だ。
《シネマカフェ編集部》

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