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アクションは合格でも父親失格? ブレンダン・フレイザーが語る『ハムナプトラ3』

『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』から9年、『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』から7年──冒険家リックがミイラと死闘を繰り広げるアクション・アドベンチャーのシリーズ第三弾『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』が遂に完成! 1作目のエジプトでの冒険を機に結ばれたリックとエヴリンが、今度は中国でミイラと対決!? 2作目で8歳だった彼らの息子・アレックスは22歳に成長し、2000年の時を超えて恋に落ちる!? 久々に来日したリック・オコーネルことブレンダン・フレイザーに『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』の見どころを聞いた。

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『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』 ブレンダン・フレイザー photo:Yoshio Kumagai
『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』 ブレンダン・フレイザー photo:Yoshio Kumagai
  • 『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』 ブレンダン・フレイザー photo:Yoshio Kumagai
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『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』から9年、『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』から7年──冒険家リックがミイラと死闘を繰り広げるアクション・アドベンチャーのシリーズ第三弾『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』が遂に完成! 1作目のエジプトでの冒険を機に結ばれたリックとエヴリンが、今度は中国でミイラと対決!? 2作目で8歳だった彼らの息子・アレックスは22歳に成長し、2000年の時を超えて恋に落ちる!? 久々に来日したリック・オコーネルことブレンダン・フレイザーに『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』の見どころを聞いた。

過去2度にわたってスーパー・パワーを持つミイラを目覚めさせてしまい、戦いに巻き込まれてきたリックとエヴリンだが、3作目で再び危険なパンドラの箱を開けてしまうのは…彼らの息子・アレックス。そう、これまでアクションやラブロマンスが中心だった『ハムナプトラ』シリーズにファミリーという新しいキーワードが加わり、よりドラマティックなストーリーが展開するのだ。
「1作目のリックを覚えているかな? 死刑執行寸前でエヴリンに助けられて彼女と一緒に冒険に出て…あの頃のリックはまだ若造だったよね。頭よりも体を使うタイプだった(笑)。2作目ではほんの少し成長してエヴリンと結婚。アレックスも生まれた。でも(蘇ったミイラの)イムホテップに息子をさらわれて凄まじい怒りを抱えていた。取り戻すためにホントにがんばったと思うよ」と、懐かしそうに過去のシリーズをふり返り、続けて3作目の面白さをこう加える。
「あれから随分と月日が経って、22歳になったアレックスは考古学の勉強をしているんだ。それはある意味、両親に自分自身を認めてもらいたいという反発でもある。リックはどうなのかって? 彼は残念ながら父親として失格だね(苦笑)。息子ともぶつかり合っているし…。エヴリンはそんな2人の関係を修復させようと必死なんだよ」。確かにこれまでのリックの性格からみても、勇敢でユーモアにあふれているけれど、とにかく大ざっぱ。父親としての苦悩は今回ならではの見どころのようだ。

もちろんミイラとの死闘が大部分を占めるわけだが、アレックスが遺跡発掘中に蘇らせてしまうのは、古代中国の呪われた皇帝、ドラゴン・エンペラー。これがまたかなりの強敵! 「このオコーネル・ファミリーは、どんなに平穏な日常を夢見てもミイラと戦う宿命なんだよね」と笑い、アクション映画が陥りやすい落とし穴についてこう語る。
「この映画は、CGI(CG映像と特殊効果<SFX>、視覚効果<VFX>を組み合わせて作り上げた映像)が満載で、それが見どころでもある。でも、だからこそ家族像を描かないとつまらない作品になってしまうと思ったんだ。少し前まではCGIはとても効果的なものだったけれど、いまは空想できるものは何でも映像化できる時代になってしまったからね」。ちなみに今回はミイラのほかに3つの頭を持つドラゴン、イエティ(雪男)という魅力的なクリーチャーも登場する。

パワーアップしているのは、ミイラの強さやクリーチャーの素晴らしさだけじゃない! ジェット・リーやミシェル・ヨーといった中国人スターの参加で、アクションもより一層凄みを増している。というのも、前2作を監督したスティーヴン・ソマーズは製作側へ回り、『ワイルド・スピード』『トリプルX』など、アクションに定評のあるロブ・コーエンが監督として招かれたのだ。やはりブレンダンも過酷なアクションに挑んだのだろうか。
「そんな危険なことはしないよ! ワイヤーに吊されて壁にぶつけられるなんて、僕はやりたくないね!! あまりにも危険なアクション・シーンはスタントマンに頼んだんだ。ホント、スタントマンはすごいよね。まあ、見た目は僕なんだけどさ(笑)」。そんな裏話をさらりと話してしまうのがなんとも彼らしい。

別れ際に「それでもリックの活躍は格好良かった」。そう感想を伝えると「ほかのキャストは格好良かったけど、僕はそれほどでもないよ…」と、茶目っ気たっぷりに肩をすくめるブレンダン。撮影中も常にジョークを飛ばし、現場を笑いで満たしていたというが、そのユーモアは照れ隠しなのか、それとも本性なのか──つかみどころがないからこそ、人は彼に惹かれるのだ。

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