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小西真奈美、7歳の娘からの手紙に涙目「子供と一緒に成長する母を演じた」

1995年より3年にわたり「モーニング」(講談社刊)で連載され、ドラマ化もされるなど人気を博してきた入江喜和の同名漫画を原作に、お弁当屋を開くという夢に向かってがんばるシングルマザーの奮闘を描いた『のんちゃんのり弁』がついに完成。6月2日(火)、本作の完成披露試写会が行われ、上映前に緒方明監督と主演の小西真奈美が揃って登壇した。

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『のんちゃんのり弁』完成披露試写会にて 小西真奈美(左)&佐々木りお(右)
『のんちゃんのり弁』完成披露試写会にて 小西真奈美(左)&佐々木りお(右)
  • 『のんちゃんのり弁』完成披露試写会にて 小西真奈美(左)&佐々木りお(右)
  • 『のんちゃんのり弁』 小西真奈美
  • 『のんちゃんのり弁』 佐々木りお
  • 和やかな雰囲気で撮影(左から)緒方明監督、小西真奈美、佐々木りお
  • 料理の腕には自信あり?
1995年より3年にわたり「モーニング」(講談社刊)で連載され、ドラマ化もされるなど人気を博してきた入江喜和の同名漫画を原作に、お弁当屋を開くという夢に向かってがんばるシングルマザーの奮闘を描いた『のんちゃんのり弁』がついに完成。6月2日(火)、本作の完成披露試写会が行われ、上映前に緒方明監督と主演の小西真奈美が揃って登壇した。

本作で小西さんが演じるのは、下町育ちの31歳のシングルマザー。初の母親役となったが、「(演じた)小巻は、良きお母さんとして子供をかまうのではなく、自分が信じた道をまっすぐ突き進む姿を子供に見せたいという女性。子供と一緒に成長しながら、女性として人としての奮闘を意識して演じました」と役作りをふり返った。これまでになく喜怒哀楽の激しい女性を演じた小西さん。「よく走り、けんかをし、怒って泣いて笑って。演じていてこの人間くさい小巻がどんどん好きになりました。改めて、人ってこうやって生きていくんだと、そのパワーを感じました」と撮影を通しての感想を語った。また、劇中でその料理の腕前を披露しているが、映画に因んで“お弁当”の思い出を尋ねると、「遠足で母が作ったお弁当をすごくよく憶えてます。開けたら子供が好きなものが全部入ってて、すごく嬉しかったですね」と懐かしそうに笑顔を見せた。

原作漫画を読んで1時間で映画化を決断したという緒方監督は、「この映画では人間が人間くさく、横にいると嫌になるくらい“濃い”人間が右往左往していますが、映画とはこういうものなのかなと思ってます。最近の日本映画では薄い自分探しする人が多いですが、本作では人に迷惑をかけながら自分を探していくので、珍しいと思った」とのこと。「まず、見たことのない、小西真奈美が見られます。各スタッフ、キャストがすごくいい仕事をしたという自負があります」と胸を張った。

さらにこの日は、ゲストとして小巻の娘・のんちゃんを演じた佐々木りおちゃんが登場し、小西さん宛てにかわいい似顔絵付きの手紙のプレゼントも。「小巻ママへ。撮影の前には一緒にセリフを練習してくれて嬉しかったよ。ケーキを買ってきてくれたり、かけっこしたり、本当のママみたい。撮影が終わって会えなくて寂しかったけど、テレビやCMでがんばってるママを見て、のりこも頑張ってまたママに会いたいと思いました」と読み上げると、小西さんは目を潤ませた。200人ものオーディションから見事、のんちゃん役に選ばれたりおちゃん。監督によれば、その決め手は「食べっぷり」とのこと。「いま、お箸で何でも食べられる子がいないけど、この子はNGなしですから。何でもいっぱい食べましたね。あと“昭和”という感じがホッとします」と表情を緩ませた。そして最後に、りおちゃんが「この映画はおもしろい映画なので、ぜひ観てください」と元気に呼びかけると、会場は和やかな雰囲気に包まれ、温かい拍手が贈られた。

『のんちゃんのり弁』は9月下旬、有楽町スバル座ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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