レクター博士の若かりし頃はこんなに美青年!?ギャスパー・ウリエル『ハンニバル・ライジング』来日記者会見

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『羊たちの沈黙』でアンソニー・ホプキンスが演じた狂気の天才、ハンニバル・レクター博士。以降、『ハンニバル』『レッド・ドラゴン』とシリーズを重ね、その認知度と人気、そしてカリスマ性を高めてきた。そのレクター博士の狂気の始まりを描いた『ハンニバル・ライジング』で若き日のハンニバルを演じたギャスパー・ウリエルが、ピーター・ウェーバー監督、製作のマーサ・デ・ラウレンティスと共に来日し、2月28日(水)記者会見を行った。

世界で最も品格あふれる“シリアルキラー”ハンニバル・レクターを演じたギャスパー・ウリエル。まずは、「コンニチハ」と日本語で挨拶。続いて、「本当に日本が大好きでもう5回も来ています。ですからこうしてまた日本に来ることができて、本当に嬉しいです」と、日本のファンには嬉しい言葉だ。

そんなギャスパーを評して監督は、「彼は普通の人では決して届くことの出来ない人間の深い心理や魂に手を伸ばすことが出来る俳優なんだ」と大絶賛。また今回のギャスパーの役作りについて「実は、今回レクター博士を演じるにあたって人間の身体に慣れている方が良いと思って、撮影前に医大の解剖のクラスに出席してもらったんだ。帰ってきたギャスパーは開口一番、『あまりにも楽しかったから、明日の皮を剥ぐクラスも見学したいんだけど』と言うんだ。もしかしたら死体とか死人とかを楽しんでしまえるのかな、あれは演技じゃなくて本心なのかな?と思ってしまったよ」と、エピソードを披露した。するとギャスパーは「確かに、とても楽しんだよ。こういうダークな映画は俳優が憂鬱になりやすくて、もしかしたら素顔は暗い人なんじゃないか?と思われがちだけど、そんなことはないよ」と反撃。続けて「撮影中は、そういうダークな部分をまるでゲームのように楽しんだよ。例えば血にしたって、死体にしたって人工だし、特殊効果を使っているんだから、楽しむしかないでしょ?」と語るギャスパーに、プロデューサーのマーサも「ギャスパーはすごく好奇心が強いのよ。子供の持つ好奇心というよりは大人の持つ好奇心よね。彼がレクター役を自分のものにしたのは、彼のこうした好奇心の賜物よ」とフォローを入れる一幕も。

ハンニバル・レクター博士と言えば、やはりアンソニー・ホプキンスを浮かべてしまうもの。そんな一般的なイメージに対してギャスパーは、「確かに彼の演じたハンニバルは素晴らしいキャラクターだよね。でも、彼のキャラクターをそのまま演じたのでは、やはり深みのないハンニバルになってしまう。それに今回は、これまでのシリーズとは時代も国も違うし、年代も違うんだ。だから自由に演じたし、ある意味、まったく別の映画だと思うよ」と役者としての信念も含めて説明してくれた。

『羊たちの沈黙』から実に16年の月日が経つが、それでもなお、衰えない人気を持つ“ハンニバル”シリーズ。そして、このシリーズのプロデューサーを務めるマーサは「『刑事グラハム/凍りついた欲望』が1986年(日本公開は1988年)ですから20年以上前になりますね。それから10年近く後に、ジョナサン・デミ監督の『羊たちの沈黙』が公開されたのですが、あれは本当に最高の映画でした」とコメント。このシリーズに対する大いなる愛着が感じられた。そして「『ハンニバル』では日本のマスコミのみなさんがアンソニーに対して、“なぜあんなことをするんだ”“どういうわけであんな人間になったんだ”と質問攻めにしたそうですよ。アンソニーは『僕は俳優だから演技しているだけだよ。セリフを言っているだけなんだ』と一生懸命弁明したんですって。でも、それだけ多くの方がハンニバルのルーツを知りたい、と思って下さったから、私たちは(原作者の)トマス・ハリスに是非ともハンニバルの若い頃の話を書いて欲しいという要望を出したんです」と『ハンニバル・ライジング』誕生秘話を披露してくれた。

映画史上最も残忍で最も天才的な犯罪者、ハンニバル・レクター誕生の物語『ハンニバル・ライジング』はGWより日劇3ほかにて公開。
《text:cinemacafe.net》

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